![モリサワの「UD書体」が「Google Workspace」「ChromeOS」「Android」で利用可能に/「Google IME」も時事用語に強く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8dfb46b5d2b4df2e6de53f9e04edd0b02c15021/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fforest.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fwf%2Flist%2F1440%2F673%2Fimage1.jpg)
1990年代、1つのIPアドレスで複数のドメインを扱うことができる名前ベースのバーチャルホスト機能がWebサーバで使われるようになりました。それから20年以上が経過し、Webロードバランサーの開発競争、サーバ仮想化技術の進展、ネットワーク仮想化技術の勃興、アプリケーションのコンテナ化などを経て、私たちがクラウドと呼ぶ情報システムはさらなる発展を遂げてきました。20世紀のインターネットは自前で回線を引き込み、手元の計算機にIPアドレスを付与してWebサーバを立ち上げる、そんな牧歌的なしくみでしたが、現在ではクラウドにログインすれば数回のクリックで必要な計算機リソースが当たり前のようにできあがる、そんな時代となりました。サーバの計算機性能でいえば、昔は数インスタンスの仮想マシンを動かすのがやっとであったCPUも、いまでは数千インスタンスを動かせるまでに進化しました。IPv4アドレス枯渇問題が叫
本記事は、2022年5月に開催されたTechFeed Conference 2022のセッション書き起こし記事「eBPFとWASMに思いを馳せる2022(Masaya Aoyama) — TechFeed Conference 2022講演より」を転載したものです。オリジナルはTechFeedをご覧ください。 本日は「eBPFとWASMに思いを馳せる2022」というテーマで、CyberAgentの青山が発表させていただきます。 ふだんはKubernetes基盤のプロダクトオーナーとして勤めるほか、いくつかの会社で技術顧問やカンファレンスのCo-chairなどを務めています。また著書としては『Kubernetes 完全ガイド』(インプレス)があります。 本日は、WASMとeBPF関連のプロダクトの紹介を行っていきたいと思います。 WASMのおさらい WASMのおさらいですが、WASMで
オープンソースの機械学習フレームワーク「PyTorch」の開発チームは9月12日、開発母体となるPyTorch Foundationの設立を発表した。PyTorch Foundationは非営利団体Linux Foundationの傘下に入り、トップレベルプロジェクトとして運営される。 PyTorchはGPUアクセラレーションを活用したテンソル計算などの機能を備えるPythonパッケージ。米Facebook(現Meta)の開発者が中心となって2016年に開発がスタート、その後AIリサーチのプラットフォームや商用の運用環境で利用されるようになった。一方でガバナンス側では体制づくりが課題となっていたことから、Linux Foundationにプロジェクトを移管し、PyTorch Foundationとして運営していくことにした。 運営委員会には米AMD、米AmazonのAmazon Web S
Linux Daily Topics Fedora Linux 37 Betaが公開、デスクトップ環境にGNOME 43 Betaを実装 Fedoraプロジェクトは9月13日(米国時間)、2022年10月末に正式リリース予定の「Fedora Linux 37」のベータ版を公開した。用意されているエディションは「Workstation(デスクトップ)」「Server(サーバ)」「IoT」の3種類で、ほかにGNOME以外のデスクトップ環境を組み合わせた「Spins」、ゲームや計算論的神経科学など特定の用途に最適化した「Labs」についてもベータ版が公開された。 Announcing the release of Fedora Linux 37 Beta -Fedora Magazine Fedora Linux 37 Betaでは、8月にベータ版が公開された「GNOME
第3章では、最も一般的なユースケースとして、Puppeteerを使ったE2E(end to end)テストの実現方法を解説します。 なお、本章で扱うテストサイトには、ブラウザ自動化が必要となるSPA(Single Page Application)を使用します。しかしもちろん、SPAではないサイトでも同様にテストできます。 テスト対象の環境を構築する まずはじめに、テスト対象となるサイトを構築する必要があります。今回は、Meteorを使った初期状態のサイトを、テスト対象として使用します。 Meteorとは、フロントエンドもバックエンドもすべてJavaScriptで記述できる、リアルタイム通信に特化したSPAのフレームワークです。現在最も人気のあるフレームワークではありませんが、今回は簡易的にSPAを構築できるという理由で選択しました。 テストサイトを立ち上げる Meteorのインストール方
自分だけのロック画面で、オンリーワンのiPhoneを――iOS 16リリース。開発者向けSDKも準備 Appleは2022年9月13日、同社のスマートフォン向けOSの最新版「iOS 16」をリリースした。 注目のロック画面の大幅アップデート 今回のバージョンアップの中でも特に注目したいのが、ロック画面のアップデート。従来のiOSでは、ユーザが行えるロック画面のカスタマイズは背景画像の変更程度のみだったが、iOS 16ではユーザごとのユニークなカスタマイズ、ウィジェットの利用、さらに複数のロック画面の作成と使用ができるようになった。 ロック画面のカスタマイズ 従来のようにお気に入りの写真や画像を背景に表示できる他、その写真に表示される人物や物体などの被写体を際立たせるマルチレイヤーエフェクトの実装、カラーフィルターや色合い・フォントスタイルの変更、各種ウィジェット(後述)を利用した、ロック画
データベースのスキーマを変更するときは、スキーマの変更作業によってテーブルが長期間ロックされてしまわないように注意が必要です。 2019年にリリースされたPostgreSQL 12.0以降では、NOT NULLを安全に追加するためによりよいベストプラクティスができています。まだ知らない人もいるかもしれないので、ここで紹介します。 何が問題なのか?次のようなDDLコマンドを考えます。 -- posts.moderatedをNULL禁止にする ALTER TABLE posts ALTER COLUMN moderated SET NOT NULL;これはテーブルをACCESS EXCLUSIVEでロックしたままフルテーブルスキャンを行います。その間は他のトランザクションはこのテーブルに関する処理を進行できません。 テーブルが小さければこれで特に問題ありません。しかし、postsがそれなりに大
RStudioはR言語ユーザ向けの統合開発環境(Integrated Development Environment; IDE)です。コンソールやファイラ、エディタといった主だったIDEの機能を持ち、RStudioさえあれば一通りの作業を進められます。これら以外にも、入力補完やキーボードショートカットなど、コーディングを効率化してくれる便利機能が目白押しです。 本稿では、多数の機能を検索して絞り込み、実行するコマンドパレットを起点に、生産性を高める方法を紹介します。RStudioの基本的な使い方に関しては「Rユーザのための RStudio[実践]入門」などをご参照ください。以下の内容は2022.02.0 Build 443版のRStudioに基づきます。 コマンドパレットによる機能の検索と実行 キーボードショートカットはマウスを利用せずにさまざまな操作を実行でき、手札を増やせば増やすほど操
背景 APIサーバー開発などを今までRuby(主にRails)で開発していたRubyistがサーバーサイド全部をフルGolangで実装している会社に転職して、2週間が経ち今までのGolang開発で学んだことをまとめました。 これからGolang開発をするRubyistたちが、「自分と同じようにつまずくかもしれない」または「Golangを本格的に書き始める前に知っておきたかったなあ」と思うところがまとめてあります。 最近、Ruby on RailsやRuby開発を進めている会社でも、必要な箇所でGoLang開発を行なっていると聞いたので、Golang開発に興味があるRubyistが大勢いるじゃないかと思い、転職をきっかけに記事を書かせていただきました。 「Golang開発やってみたい!」「会社で導入することになった」というRubyistたちの最初のステップになれば幸いです。 Rubyはこうだ
[速習] Puppeteer ~ヘッドレスChromeでテスト&スクレイピング 第2章ブラウザ操作自動化の基本 ~非同期処理を扱うasync/await関数、自動化の鍵を握るPuppeteerコンポーネント 第2章では、実際にヘッドレスChromeを自動化するうえで必要となる、最新のJavaScriptの構文やPuppeteerのAPIについて解説します。 進化し続けるJavaScript PuppeteerのAPIを解説する前に、第1章の冒頭で掲載したサンプルコードを見返してみましょう。もしかすると、中にはまったく見慣れない構文が見つかったかもしれません。 const puppeteer = require('puppeteer'); (async () => { const browser = await puppeteer.launch(); const page = await b
日本でクラウド・コンピューティングが利用されてから10年以上が経過し、データセンターを取り巻く環境が大きく変化しました。同じように、ここ4年でWebサービスにも大きな変化が見られます。NETCRAFT社の最新の報告によれば(図1)、Webサーバのマーケットシェアを比較すると、主流であったApacheからnginxに優位が移り、OpenRestyという新しいリリースも急激にシェアを伸ばしています。 図1 Webサーバのマーケットシェアの変遷(ドメインを指標値とした場合) コンテンツ配信ネットワークであるCloudflareも着実な基盤化を見せており、市場を取り巻く変化が見てとれます。異なる視点でマーケットを見ると、総務省の統計によれば、スマートフォン(以下スマホ)の個人保有率がここ6年で67%を超えており、ライフスタイルの大きな変化が進んでいることも見てとれます。サーバ側のテクノロジと、
今回は、Ubuntuのリポジトリにあるドキュメントビューアーの中で最強の機能を誇るOkularを紹介します。またUbuntuデフォルトの「ドキュメントビューアー」についても紹介します。 昨今のPDFビューアー事情 今更いうまでもありませんが、昨今のWebブラウザーにはPDFを表示する機能があり、PDFビューアーを別途インストールする必要はなくなっています。WebサイトによってはいまだにPDFを開くためにはAdobe Acrobat Reader DC(またはその旧称)が必要ある旨の注意書きがあるものもありますが、老婆心ながらこの一文を削除したほうがいいのにな……と思うことがあります。 ただ、PDFを読むだけであればWebブラウザーでいいのですが、例えば印刷したいような場合にはPDFビューアーがあるときれいに印刷できることが多いです。Adobe Acrobat Reader DCの場合は、小
アコーディオン型ユーザーインターフェイス(UI)はウェブページでよくみられる表現です。巷ではさまざまな方法でアコーディオンUIを作る方法が紹介されていますが、みなさんはどのような方法で実装していますか? 見た目だけでなくアクセシビリティ対策までしっかりとできているでしょうか? <details>要素と<summary>要素は、アコーディオンUIを実装するのに最適です。過去にIE対策として<button>要素や<div>要素、<input>要素などでアコーディオンUIを作っていた方は、アクセシビリティ対策が簡単にできるので、<details>要素と<summary>要素の採用がオススメです。 この記事では、<details>要素と<summary>要素がアコーディオンUIに最適と言える理由と、HTMLのマークアップからCSSでのスタイリング、JavaScriptでのアニメーション制御まで順を
「働かないおじさん」を、いかにして働かせるか。 この難題には、きっと多くの人々が取り組み、挫折しているだろう。 相手がマトモな感覚の持ち主なら、やる気を喚起する、インセンティブを与えるなど方法は多々ある。 が、働かないおじさんにはこういった「飴」は通じない。 そもそも彼らは正社員でありながら大して会社に貢献していない、もしくは全く仕事をしなくても給料をもらえる恵まれた存在だ。 新たなニンジンを与えれば奮起するなどという考えは、働かないおじさんを甘く見すぎにもほどがある。 では「鞭」ならどうかというと、失業の危機に瀕すれば態度を改める人も出そうだが、現状においては正社員をクビにするのは至難の業だ。 では解決方法はないのかと言えば、一つある。 おじさんを『存在しないもの』として、扱えばよいのである。 なぜそんなことを推奨するかといえば、一つには働かないおじさんが周囲に及ぼす悪影響をシャットアウ
あらゆる企業がDXに取り組む現在、データを活用して新たな価値をユーザーに提供していくケースが増えています。その手法は主にアプリやWebサービスですが、リリースを急ぐあまりセキュリティがおろそかになってしまい、大きなインシデントが発生してしまうこともあります。この連載では、開発にセキュリティを組み込むための考え方や手法について、GitLabのブログを再構成してお届けします。今回は、脆弱性管理、そしてインシデントレスポンスの自動化について紹介します。 脆弱性管理はDevSecOpsの導入から始める 従来の脆弱性管理のアプローチには、動的アプリケーションセキュリティテスト(DAST)や静的アプリケーションセキュリティテスト(SAST)がありますが、それで十分でしょうか? クラウド・ネイティブ・アプリケーションの増加により、多数の開発者用ツールが生み出され、セキュリティがシフトレフトされ、SAST
TechFeed Conference 2022 Pick up Androidのアプリ開発の移り変わりについて行く方法 ~TechFeed Conference 2022講演より 本記事は、2022年5月に開催されたTechFeed Conference 2022のセッション書き起こし記事「Androidのアプリ開発の移り変わりについて行く方法(ARIYAMA Keiji) — TechFeed Conference 2022講演より」を転載したものです。オリジナルはTechFeedをご覧ください。 有山圭二です。TechFeedではAndroidのエキスパートを担当しています。TechFeedとGithubのIDはどちらも@keijiです。よろしければフォローしてみてください。Twitterはやっていないのでよろしくお願いします。 セッションのコンセプトはAndroidの上級テクニ
2018年6月2日、PhantomJSのリポジトリがついにアーカイブ化されました。PhantomJSのメインメンテナーは、「より高速かつ安定して動作するヘッドレスChromeが登場したことで、PhantomJSの開発を続ける必要がなくなった」と述べています。 PhantomJSは、TwitterやNetflixでも単体テストやパフォーマンステストで使用されていた、ヘッドレスブラウザのデファクトスタンダードでした。ヘッドレスブラウザとは、GUI(Graphical UserInterface)を必要としないブラウザです。 これまでPhantomJSを使ってきた人たちは、徐々にヘッドレスChromeに切り替え始めています。一方で、「切り替えにどのような作業が必要になるのか」や「いったい何が変わるのか」がわからないといった声を耳にすることもよくあります。 そこで本特集では、ヘッドレスChro
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 22.10(kinetic)の開発 / 『debuginfod』サービスの提供、ADSysの拡張 22.10(kinetic)の開発 / 『debuginfod』サービスの提供 22.10(kinetic)の開発はすでに9月の頭にfeature freezeを迎えているものの、現在も活発な開発が続けられています。 必ずしもkineticに紐つくものではないものの、debuginfod.ubuntu.comのリリースが宣言されています。これはUbuntu向けのdebuginfodサーバーのサービスです。 ……この機能の役割を理解するためには、伝統的なパッケージシステムを用いるLinux環境で、ソフトウェアのデバッグはどのように行われているのか、という点を理解しておく必要があります。 基本的にパッケージシステムを利用して提供されるLinu
Adobe、200億ドルでコラボレーションデザインツールFigmaを買収――共同制作と創造の新しい時代が到来 さまざまなクリエイティブツールを開発・提供するAdobeは2022年9月15日(米国時間)、コラボレーションデザインツールを提供するFigmaを約200億ドルで買収する意向を表明した。 ブラウザベースで共同デザインが可能なFigma Figmaの一番の特徴は、Webブラウザ上でデザインを行える点で、専門的なデザインツールと比較して利用者に求めるスキルが低いため、さまざまな職域のメンバーが、気軽に共同デザインに参加できる。 2022年3月の発表時点では、80%以上が米国外在住者、また、約3分の2のユーザが非デザイナーとなっていることからも、専門的なコラボレーションデザインツールに比べても、敷居の低さと利用者属性の幅の広さがわかる。 2022年3月には、アジア初となる拠点として、日
Windows対応の曖昧なAPIを非難する記事 この記事はGoが曖昧に扱うAPIについて非難していて、より厳格に扱うことのメリットを解説しています。 Goのこれらの指摘の挙動が実際にどの様なものかを解説していきます。 無視する挙動 Goの標準ライブラリのAPIはどちらかというとUnix/Posixに寄せていて、一部のWindowsに無い概念に関する処理(ファイルのパーミッション操作など)は黙って無視したりする。 これはUnix/Posix用の実装が同じソースコードのままWindowsでも動作するために必要なダミーです。ここでそのようなダミー実装をアプリケーション作成側の責任にすると実装やテストが大変面倒になってしまう。 逆に、GoではUnix/Posixにあるforkやthreadに関するAPIをサポートしません。特にforkというAPIはWindowsには全くない概念であり、互換性を取る
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