『詩人オウムの世界』について 先日、ちょっと若い方の配信を聞いていたところ、 筋肉少女帯の『詩人オウムの世界』という曲って、オウム真理教の事件の影響で作った曲なの?という疑問を話しておられました。 『詩人オウムの世界』というのは、なんとなく次のような内容の歌です。 オウムという詩人が、世界を憎んでいた。 彼の言葉は蝶の群れとなって、街の空を紫色におおった。 その紫色に触れた者は、気がふれてしまう。 「詩をつづろう オーム オーム オーム オーム 世界を憎む詩を」 しかし、「おびえたピエロの密告で 詩人は警官隊の銃弾に倒れた」 それでも言葉だけは風に乗り、オーム オーム オーム オーム……。 「オウム」「狂気」「毒ガス的な鱗粉」「警察と戦ったのちの死」みたいな感じが、狂った教団・サリンによる無差別テロ・麻原彰晃さんの逮捕と死刑といった事件を思わせます。 また、筋肉少女帯の曲には、津山三十人殺
