自民党の二階俊博、立憲民主党の福山哲郎両幹事長は6日午前、国会内で会談し、憲法改正手続きに関する国民投票法改正案を今国会で成立させることで合意した。立憲が提示したCM規制などの議論を担保する付則の修正を自民が受け入れた。改正案は同日の衆院憲法審査会で自民、立憲などの賛成多数で可決された。11日の本会議で衆院を通過する見通しだ。改正案は2018年に提出されて以来、9国会目を迎えていた。 会談で、二階、福山両氏と自民の森山裕、立憲の安住淳両国対委員長が、今国会中に修正した改正案を成立させることを明記した文書に署名した。森山氏は会談後、記者団に「いい形で一つの結論が出せた」と述べた。