経済産業省が4月30日に公開した「ベンチャー企業の経営危機データベース」が面白い。テクロノジ・ベンチャーにありがちな経営上の失敗が分析されていて、これから事業を起こすことを考えている人は参考にできるだろう。 経営危機データベースは、「ベンチャー企業の多くは、起業して成長していく過程において、同じような失敗やトラブル、ヒヤリとした経験をしている」(経産省)という認識から、ベンチャー企業の「転ばぬ先の杖」として83件の実際に経営危機に陥った事例をインタビュー調査で集めた。事例は業種やその企業の成長ステージ、失敗の原因から検索することができる。 ITエンジニアが関係しそうな「情報通信業」では11件が登録されている。失敗原因で目立つのは優れた技術力を持ちながらも、市場のニーズと合わなかったり、社内の組織体制が整わずに失敗するケースだ。 「エンジニア体質から、技術重視の開発に走り顧客の要望を汲み取る
2008/03/07 朝9時に出社するエンジニア、就業時間の50%を好きなことに当てられるエンジニア。サイボウズグループの中には2タイプのエンジニアがいる。前者はサイボウズ本体、後者はサイボウズ・ラボ。いずれもエンジニアの創造性を保ち、モチベーションを維持するために最適と考えた方法だ。テクノロジ・ベンチャー企業がエンジニアの能力を生かすことができず、優秀なエンジニアが会社を去っていく――こんな事態を避けて「すてなテクノロジ・ベンチャー」を作るにはどうすればいいのだろうか。連載『本当は楽しいIT業界』の第2回記事をお送りする(第1回はこちら)。 サイボウズは近年の日本の技術系ベンチャー企業の中で数少ない成功企業だ。2007年にはIBMやマイクロソフトという長い歴史を持つ世界企業を押しのけて、グループウェアの中堅・中小企業市場でシェアトップを獲得した。設立10年目での快挙だった。サイボウズの強
多くのベンチャー企業が起業後に、同じような失敗、トラブル、ヒヤリとした経験をしており、成長に伸び悩む企業が多いと言われています。そこで、ベンチャー企業の経営者が様々な場面で決断を下す際の「転ばぬ先の杖」として、将来起こりうるリスクを予見できるような失敗、トラブル、ヒヤリとした経験の事例を収集・データベース化しました。ベンチャー企業の成長に向けた経営判断の材料としてご利用いただければ幸甚に存じます。 本データベースには、平成19年度にベンチャー企業にインタビュー調査を実施して収集した83の失敗、トラブル、ヒヤリとした経験に関する事例を掲載しています。事例は、ベンチャー企業の成長ステージや失敗、トラブル、ヒヤリとした経験の原因及び結果といった分類項目をもとに検索が可能となっています。
シリコンバレー[に限らないが]のスタートアップ企業にとって大切なことは何だろうか。 スタートアップを考える起業家にとって二つの文書が必読だと Michael Arrington がいっている。「アリーナの男」[前出]と「持続可能な企業の条件」の二つだ。 TechCrunch: “Sequoia’s Gospel of Startups More True Than Ever” by Michael Arrington: 20 March 2008 TechCrunch Japanese: “Sequoia Capitalが説くスタートアップへの福音“: 21 March 2008[Namekawa, U 訳] 後者は、ベンチャーキャピタルの雄 Sequoia Capital が手を差し伸べたいと考えるスタートアップの条件だ。 Apple、Google、Yahoo、Cisco Systems
この業界で仕事をしていると、しばしば迫られるのが「どのプラットフォームに向けて商品開発をして行くのか」という決断。会社としての経営判断の場合もあれば、個人のスキルアップやキャリアパスのための判断の場合もあるが、いずれにしろ限られたリソース・時間をいかに有効に使うか、という点ではとても大切。 パソコン用のソフトウェアであれば、「Windows向けに作るのかMac向けに作るのか」というOSレベルでの選択肢もあるし、「Windows Vista独自の機能を使って差別化を図るのか、それともWindows XPでもちゃんと動くように作ってまずは大きな市場をとりに行くのか」というOSのバージョンレベルでの選択肢もある。もちろん「そもそも特定のOS向けのアプリを作るべきか、それとも、すべてウェブ・アプリケーションとして作るか」というアーキテクチャ・レベルでの選択肢もある。 「少なくともここ数ヶ月はiPh
「デジタルな広告たち」というブログの「ゴードン・ベル(Gordon Bell)「ハイテク・ベンチャーを始めるプログラム」の和訳」にご注目。 「ウェブ時代 5つの定理」冒頭でご紹介したゴードンの「人生のプログラム」の詳細版の日本語訳を読むことができます。 【 詳細版: ハイテク・ベンチャーを始めるプログラム 】 if 技術/製品/サービス会社のアイデアがある and フラストレーション > 現在の仕事の計画での報酬 and 欲 > スタートアップの失敗の痛み and スタートアップへの財務的・情緒的サポートがある then begin I. Concept stage: exit(仕事); find(チーム); get(スプレッドシート・ツール); write(計画); find(投資家); if 計画がローリスク then go to Product development stage;
所属: 早稲田大学理工学部機械工学科 研修機関名: Global Alliance Partners 研修期間: 2003年 2月18日〜2月28日 シリコンバレーで働く、起業家・コンサルタント・投資家・弁護士・エンジニア等様々な方にシリコンバレーの様子や,仕事観,価値観、モチベーション等をインタビューできた事はこの上なく自分の価値観、キャリアの参考となり、毎日がとても刺激的でした。 ・インターンシップ募集時に望んだこと 1.シリコンバレー概要・経営の強さの把握 常に技術革新が起きているシリコンバレーの概要を知る事とシリコンバレーのベンチャーの経営モデルを知る事。また、日本の大企業でインターンシップ、今後の日本の製造業に危機感を覚え、最強のビジネスモデルと言われるシリコンバレーの強さの中に日本企業の復興への一つの鍵があるのではと考えました。 2.技術動向の把握 これからの産業を引っ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く