【ニューヨーク=平田雄介】国連総会は10日、安全保障理事会で常任理事国が拒否権を行使した場合に会合を開いて説明を求めると定めた4月の総会決議に基づく初会合を再開、初日の8日と合わせて2日間で計80カ国と欧州連合(EU)の代表が演説した。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への制裁強化決議案を否決した中国とロシアへの批判が相次ぎ、中露を明確に支持したのはベネズエラなど4カ国だけだった。 ほかに中露を支持したのはベラルーシ、シリア、イラン。ほとんどの国は北朝鮮を非難し、中露を名指しして批判する国もあった。 リトアニア代表は10日の会合で「中露の拒否権の乱用で安保理は平和と安全を維持する責任を果たせなかった」と強調した。国連消息筋によると、公開会合での名指しの批判は「恥」をかかせるためで、特に面目を重んじる中国は「気にする」という。 名指しの批判は8日の会合でも相次ぎ、中国の張軍国連大使は9日のロイ
ミシガン大消費者調査ディレクターのジョアン・シュー氏は発表文で、「今回の調査全体にわたって、消費者はインフレで収入が目減りし続けるとの強い懸念を示唆した。彼らが挙げたこうした要因が近く弱まる可能性は低い」と指摘。「個人消費はこれまでのところ堅調を維持しているが、センチメントの広範な悪化は支出の削減、それによる経済成長の減速につながる可能性がある」と続けた。 米CPI、前年比8.6%上昇に加速-FRBとバイデン政権に圧力 (3) 現況指数は55.4と前月の63.3から低下し、記録開始以来の最低となった。期待指数は46.8と前月の55.2から下げた。 今後1年のビジネス環境の見通しを示す指数は1980年以降で2番目の低水準となったほか、耐久財の購入環境に関する指数は統計開始以来の最低を更新した。 1年先のインフレ期待は5.4%(前月5.3%)に上昇。5-10年先のインフレ期待は3.3%(同3%
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く