「殿様枕」と「特発性椎骨動脈解離」との関連は? 国立循環器病研究センターは1月30日、脳卒中の原因の一つである「特発性椎骨動脈解離」は枕が高いほど発症割合も高く、より硬い枕では関連が顕著であることを立証し、殿様枕症候群(英語名:Shogun pillow syndrome)という新たな疾患概念を提唱したと発表した。この研究は、同センター脳神経内科の江頭柊平医師、田中智貴医長、猪原匡史部長らの研究グループによるもの。研究成果は、「European Stroke Journal」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 脳卒中は通常高齢者に起こるが、若年や中年者にも特殊な原因で起こることがある。特発性椎骨動脈解離はその原因の一つで、首の後ろの椎骨動脈という血管が裂けてしまうことで脳卒中を起こす。働き盛りの年齢である患者の約18%に何らかの障害
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