千葉大学などの研究グループは、腎臓の糖新生を制御する新たなメカニズムを解明したと発表した。 空腹時の血糖維持に関わる腎糖新生の調節に、肝臓で合成されるケトン体が、空腹時の代替エネルギー源としてだけでなく生理活性物質として関わっており、血糖を調節したり血液の酸性化(アシドーシス)を防ぐ重要な役割をになっていることを発見。 腎臓の糖新生を標的とする薬物などの開発により、肥満症や糖尿病の新たな治療法を開発できる可能性があるとしている。 腎臓は糖新生機能をもつもうひとつの臓器 ケトン体に[肝臓-腎臓]の代謝機能をつなぐメディエーターの役割が 糖新生は、空腹時にエネルギー源である糖(グルコース)を作り出す重要な生理機能のひとつで、空腹期間が続いても血糖値を一定に保つ役割をになっている。これまで、肝臓が糖新生を行う主な臓器だと考えられていたが、最近では腎臓が糖新生機能をもつもうひとつの臓器として注目さ
![腎臓の糖新生を制御する臓器間ネットワークを解明 ケトン体に生理活性物質として血糖を調節したりアシドーシスを防ぐ重要な役割が 千葉大学 | 糖尿病リソースガイド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e2c23b06d4b0f7effbeb23c0e6f1dbf48090ca8e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdm-rg.net%2Fuploads%2F2023%2F08%2F08%2FhpMapkYE6sZnS2LAjvDQn3Nv02eHsvAmrdam1EqY.jpg)