今週13日に発足した第2次岸田政権の2次改造内閣。その顔ぶれを見回して物議を醸したのは、武見敬三参院議員の厚労相就任だった。 武見氏父、太郎氏(1904〜83)は日本医師会で戦後四半世紀に渡り会長として君臨した重鎮だった。太郎氏の三男である武見氏自身はニュースキャスター出身で、医師資格はないものの、1995年の政界進出時から医師会の支援を受けて当選を重ねており、典型的な“族議員”の1人と目されてきた。 武見氏の厚労相就任に際し、日本医師会はオウンドメディアで松本吉郎会長の談話を発表。内閣改造の顔ぶれについて「大変素晴らしい布陣」と賛辞を送ったで、 「今回、特に武見敬三参議院議員が厚生労働大臣、自見はなこ参議院議員が地方創生担当大臣として入閣したことは日本医師会と致しましては、誠に喜ばしい限りです」と医師会が選挙で手厚く支援してきた2人の初入閣に喜びを隠さなかった。 また武見氏の支援者からも
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