「私には1億5千万の価値がある」というと半ば胡散臭く聞こえるものだが、「私には1億5千万の自己資本がある」といえば少しばかり信頼性が生まれる。 人をお金に見立てるというのはやや暴論的で、あまりやりたくないことではある。が、この残酷な世界を行きていく上では多少考えていかなくてはならないのもまた事実だ。 ということで今回は「自分はいくらの価値を持っているか?」「それをどのように維持していくか」ということを考えていきたい。例として、(恒例の)乃木坂46を事例として挙げる。 これを述べていくにあたり、読者の皆さんには自己資本とヘッジという言葉をそれぞれ理解してもらいたい。 簡単に言えば以下の通りである。 自己資本:あなたの現在価値を示すもの ヘッジ:起きて欲しくないことが起きてしまった時に、その負債やリスクを相殺してくれるような行動をあらかじめ取っておくこと ※人的資本に関する参考記事 kizuk