読書感想文や自由研究などの宿題を有料で丸ごと請け負う「宿題代行サービス」に注文が相次いでいると、7月16日付の読売新聞が報じた。 報道によると、「塾では連日テスト、子どもの負担減らしたい」と依頼する保護者らが目立つという。宿題は学習指導要領などで位置づけられていないため、文部科学省は「代行は望ましくないが、業者にやめさせることは難しい」としている。 こうした代行業者はインターネットなどで注文を受け付けている。たとえば、自由研究1件で1万5000円、読書感想文1枚(400字)2500円などだ。感想文の場合に子どもに清書させたり、漢字ドリルで子ともの字体をまねて書いたりして、バレにくくしているようだ。 本来、宿題は生徒や児童が自分でやることを前提にしているはずだが、代行サービスに法的問題はないのだろうか。布施正樹弁護士に聞いた。 ●詐欺罪にはあたらない 「結論から言うと、このような宿題代行サー
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