![ガンで余命宣告を受けた夫「愛人に財産を残したい」妻が阻止するための方法はあるか? - 弁護士ドットコムニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b77db8a64777daec99e0a0fed1b8dd6496c3b8cf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.bengo4.com%2Fnews%2Fimages%2F3887.png%3F1442886423)
集英社の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」編集部は9月4日、同誌で連載中の「BLEACH」の作者である久保帯人さんに対するネット上の悪ふざけについて、「法的措置も含めて厳しく対処せざるをえません」と警告するメッセージを公式サイトに掲載した。 編集部の発表によると、「まったく別人の肖像を、あたかも漫画家・久保帯人先生の肖像であるかのように思わせて紹介する行為」がネット上で横行しているという。グーグルの画像検索では、作曲家の佐村河内守さんやB’zのギタリスト松本孝弘さんなど別人の画像に「BLEACH 久保帯人先生」などとキャプションがついた画像が大量に表示される。 編集部は「こうした行為は久保帯人先生の人格権を侵害する行為」と非難している。別人の肖像に、本人であるかのような表記をつけて、ネット上で拡散する行為は、法的にどんな問題があるのだろうか。肖像権の問題に詳しい佃克彦弁護士に聞いた。 ●「肖像権
読書感想文や自由研究などの宿題を有料で丸ごと請け負う「宿題代行サービス」に注文が相次いでいると、7月16日付の読売新聞が報じた。 報道によると、「塾では連日テスト、子どもの負担減らしたい」と依頼する保護者らが目立つという。宿題は学習指導要領などで位置づけられていないため、文部科学省は「代行は望ましくないが、業者にやめさせることは難しい」としている。 こうした代行業者はインターネットなどで注文を受け付けている。たとえば、自由研究1件で1万5000円、読書感想文1枚(400字)2500円などだ。感想文の場合に子どもに清書させたり、漢字ドリルで子ともの字体をまねて書いたりして、バレにくくしているようだ。 本来、宿題は生徒や児童が自分でやることを前提にしているはずだが、代行サービスに法的問題はないのだろうか。布施正樹弁護士に聞いた。 ●詐欺罪にはあたらない 「結論から言うと、このような宿題代行サー
まもなく猛暑の日々がやってくるのを前に、男性のクールビズが日本テレビ系の情報番組「ZIP!」(7月1日放送)で話題になった。涼しさを求めて、インナーシャツを着ないため、乳首が透けて見えることがある。そんな男性について、「セクハラかなと思えちゃう」「嫌です」など、女性から厳しいコメントが寄せられていた。 「ZIP!」が男性100人を対象にした調査によると、クールビズのインナーを着ないのが11人、丸首のシャツなど、襟元から見えるインナーを着るのが33人、襟元から見えないインナーを着るのが56人だった。この調査の通りであれば、10人に1人が乳首が透けて見える可能性がある。 また、美容外科・東京イセアクリニックの男性専門院「ゴリラクリニック池袋本院」が日本人男女105人を対象にした夏の男性ファッションに関するアンケート結果でも、女性が自分の彼氏だったら嫌だと思う項目のトップが、透け乳首で84.1%
自民党の村上誠一郎衆院議員が6月10日、日弁連が主催した安保法制に反対する集会に出席し、自民党の執行部を「あまりに傲慢」と批判した。会場には弁護士や野党議員ら190人が参加し、それぞれ安保法制に批判的な意見を述べていたが、集会の途中で、与党・自民党に所属する村上議員が姿を見せ、マイクを握ると大きなどよめきが起きた。 村上議員は9日の自民党総務会で、安保法制について「党議拘束を外すべきだ」と発言したところ、執行部の一人から「最高裁判決(砂川判決)を読んだことがあるのか」と問われたという。そこで村上議員が「あなただけですよ、砂川判決が(集団的自衛権の)根拠だと言っているのは」と反論すると、「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言われてしまったのだという。 村上議員はこうしたやり取りに激怒したとして、「学者がそろって違憲だと言っているのに、自民党がそれを無視す
インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷がたえない。個人に対する悪口から、読むに耐えないおぞましい罵詈雑言まで、毎日のようにネットのどこかで書き込みがされている。インターネットの怖いところは、そんな悪意のある言葉が、匿名の多数の人間によって拡散され、増幅していくところだろう。 今年2月に川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の少年が刺殺された事件では、ネット掲示板で「犯人探し」が展開された。加害者とされる高校生の顔写真やプロフィール、過激な中傷が匿名で書き込まれていった。 インターネットが社会に広まって約20年。このような問題はこれまで何度も指摘されてきたが、解消されていない。むしろ悪化しているようにも思える。ネット上の終わりのない匿名攻撃に、私たちはどう向き合えばいいのだろうか。 インターネット上の誹謗中傷問題に専門的に取り組み、その副作用として自分自身もネット上で根拠のない誹謗中傷を受けながら、
「キラキラネームをバカにしないで欲しいです」。ネットのある掲示板に、こんな投稿が寄せられた。最近、キラキラネーム(奇抜な名前)に関する話題が注目されることが増えているが、当事者は複雑な思いを抱いているようだ。 この投稿者は、ある元素と同じ名前で、10人中10人が聞き返してくるような名前だという。自身は気に入っているそうだが、ネットでは、その名前がキラキラネームとして挙げられ、「付けられた子供が可哀想」「付けた親はまともじゃない」などのコメントがあった。 投稿者は「この名前で辛いことを挙げるなら、一番は何も知らない人にバカにされることです」とつづっている。もし、人の名前を「キラキラネームだ」と指摘したり、からかうようなことを言った場合、どんな問題になるのだろうか。長瀬佑志弁護士に聞いた。 ●「DQN」は侮辱的表現だと認められている 「特定の子どもの名前をバカにした場合、法的責任を追及される可
職場の男性にカワイイと言うのはセクハラにならないのか――。はてな匿名ダイアリーに投稿されたこのような文章が、ネットで話題になった。 投稿者によると、職場の女性社員たちが、新入社員の男性の一挙手一投足に反応して、「カワイイ」と連呼しているのだという。女性社員たちは褒めているつもりのようだが、褒められている当の男性社員は嫌がっているそうだ。 このように女性社員が男性社員に対して「カワイイ」と言うのは、「セクハラ」にあたらないのだろうか。南川麻由子弁護士に聞いた。 ●男性への性的な言動も「セクハラ」になりうる 「女性が男性に『カワイイ』と言っても、セクハラとなる場合はあります。男性への性的な言動もセクハラになりうるので、『相手が男性だから大丈夫』と安易に考えてはいけません」 南川弁護士はこのように指摘する。どういう理由があるのだろうか。 「基本的に、セクハラかどうかは『その性的言動を受ける側(被
「憲法が同性婚を禁止しているという解釈は成り立ちません」——。憲法学者の木村草太・首都大学東京准教授が4月25日、東京都内で開かれた「同性婚」を考えるシンポジウムに登壇し、「憲法24条が同性婚を禁止しているという説(同性婚禁止説)」をバッサリと切り捨てた。 木村さんは「同性婚禁止説」と「同性婚合憲説」を比較・分析した結果として、「同性婚禁止説は、説得力が5分の1、憲法条文との整合性は4分の1しかない。条文の理念・趣旨との整合性は比べるべくもない。その一方で『お笑い度』は4.5倍ぐらいあります」と話した。 ●「両性」は男女だけのこと? どうしたら、「お笑い」になるのだろうか? 憲法24条には「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」と書かれている。 木村さんはまず、「両性」が何を意味するのかがポイントだと話
オウム真理教による「地下鉄サリン事件」からちょうど20年となる3月20日の夜、麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚の三女、松本麗華さんがインターネット動画サービス「ニコニコ生放送」の番組に出演した。 松本さんは、地下鉄サリン事件当時、11歳。「アーチャリー正大師」と呼ばれて、オウム真理教の後継者と目されていたが、ちょうど、反抗期に差し掛かっていた時期で、「家出して旅しようと思っていたときに、警察の強制捜査があった」のだという。 聞き手となったジャーナリストの田原総一朗さんから「あなたにとってオウム真理教はなにか?」という質問を受けると、松本さんは「私にとってオウムは、宗教的な要素がある町。その中で生活をしていただけなので」と答えた。また、現在は教団を離れているといい、「宗教活動については今のところ興味はない」と話した。 ●「守ってあげないといけない赤ちゃん」 そんな松本さんにとって、父・麻原死刑囚
妻に半年間セックスを断られ続け、我慢しきれず風俗に行ったら、バレて家を追い出された。意味分からんよな――。そんな「2ちゃんねる」の書き込みが議論を呼んだ。 投稿者は「嫁の言い分が自己中心的」「ようは『私はセックスもしたくないし慰めるの手伝わないけど他の女とやるのはいかん』って事」「本当に意味わからん」と、妻への不満を語っている。この投稿にはさまざまな反応があったが、その中に「離婚裁判になると君負けるよ?」という指摘もあった。 投稿者は「何で? あちらが原因じゃないの?」と納得がいかない様子だが、もし妻が「夫が風俗に行ったので離婚したい」と裁判に訴えたら、夫の側は負けてしまうのだろうか。男女の法律問題にくわしい長瀬佑志弁護士に聞いた。 ●風俗に行くのは「不貞行為」 「風俗に行くことは、不貞行為として離婚の原因になります(民法770条1項1号)」 長瀬弁護士はキッパリとこう述べる。妻が「離婚し
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