5月10 LSD生みの親・Hofmann氏死去 有名な幻覚剤・LSDの開発者として知られるAlbert Hofmann氏が、4月29日に亡くなりました。筆者も実はまだ存命の人物とは思っていなかったのですが(^^;、102歳での大往生だったようです。 (LSD、正式名はリゼルグ酸ジエチルアミド) LSDの起源は、中世ヨーロッパで何度も流行し、恐れられた「麦角中毒」の研究に遡ります。麦角はライ麦などの花に麦角菌がとりつくことによってでき、内部で各種アルカロイドを生成します。これらを食べた人は血管の過度の収縮による手足の壊死、精神異常、けいれんなどを引き起こし、悪くすれば死に至ります。 19世紀からこの麦角成分の研究が始まり、いくつかの有毒成分が単離されます。そのひとつに、リゼルグ酸というインドール系アルカロイドが含まれていました。 1938年、サンド(現ノバルティス)社の研究員であったHofm
理化学研究所の研究活動の特徴として情報統合本部、科技ハブ産連本部、開拓研究本部 /主任研究員研究室等、戦略センター、基盤センターの5つの異なる役割を持った体系に研究室を編成しています。そして理研が有する最先端の研究基盤を連携させ、研究分野を超えて効果的に研究を加速させるために最先端プラットフォーム連携(Transformative Research Innovation Platform of RIKEN platforms:TRIP)事業推進本部を設置しています。 研究室を主宰する主任研究員やチームリーダー等の名前から研究室を探したい方は研究室主宰者一覧をご利用ください。 ※組織図は「組織」ページをご覧ください。 ※(株)理研鼎業については理研鼎業のホームページをご覧ください。 情報統合本部 イノベーションを創出する研究所運営システムを支える体制・機能を強化 情報統合本部 理研全体の情報
3月10 有機物と無機物のあいだ カテゴリ:有機化学 有機合成の歴史は、当時28歳の若き化学者Woehlerが、シアン酸アンモニウムを加熱して尿素を得たときに始まるとされます。生命の神秘な力によってのみ創り出されると信じられていた尿素がフラスコ内で合成できるという事実は、当時の「生気説」を覆す重大な発見であった、と化学史の本には記されています。 (尿素) が、ちょっと疑問も残ります。尿素は本当に有機化合物なのでしょうか?ご存知の通り、有機化合物の定義は、 有機化合物は、炭素原子を構造の基本骨格に持つ化合物の総称である。ただし慣例として、グラファイトやダイヤモンドなど炭素の同素体、一酸化炭素、二酸化炭素あるいは炭酸カルシウムなどの金属炭酸塩、青酸と金属青酸塩、金属シアン酸塩、金属チオシアン酸塩は炭素を中心とした分子種であるが、無機化合物とされる。(Wikipedia「有機化合物」の項目より)
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