齊藤博英 次世代研究者育成センター(白眉プロジェクト)准教授、井上丹 生命科学研究科教授、大野博久 同大学院生らの研究グループは、RNAとたんぱく質の特性を生かしたナノサイズ構造体(正三角形)の分子設計の手法の確立と構築に世界で初めて成功しました。 現在、DNAのような生体分子を使ったナノ構造体創製に関する研究が盛んに行なわれています。DNAは設計が容易で、化学的に安定した性質を持っているため、使いやすく多くの研究がなされてきました。しかし、DNAは構造上の柔軟性が低いため、構造変換が可能な、動的な構造物を構築することが困難でした。 本研究グループは、RNAの柔軟でありながら設計が容易で微細な構造をデザインしやすい性質を利用して、RNAを骨格としたナノサイズ構造体の作成技術の開発を行ない、RNAに結合してRNAを60度に曲げるたんぱく質を用いることで、動的にナノサイズの三角形構造体を創製す
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