「復興は会津から」として、会津若松市と会津大学、アクセンチュアの3者は、協力して会津若松市、ひいては福島県、日本全体の復興に向けて取り組むことを先月発表した。そして、アクセンチュアは8月1日にその拠点となる「福島イノベーションセンター」を福島県会津若松市に設立し、5名のコンサルタントで活動を開始した。 県や市、大学をはじめ、地元企業、有識者の意見も踏まえた産業振興や雇用創出策の検討を開始するということだが、具体的にはどのような活動をしており、何を目指していくのか。経営コンサルティングやテクノロジーサービス、アウトソーシングサービスを提供するグローバル企業のアクセンチュアの真意などについて、アクセンチュアの福島イノベーションセンター センター長である中村彰二朗氏に聞いた。 なお、会津若松市では8月7日に市長、市議会議員選挙の投票が実施され、即日開票の結果、元県議の室井照平氏が新市長になった。