プロスノーボーダーとして活躍していた荒井daze善正さんは、2006年に慢性活動性EBウイルス感染症という難病を発症します。100万人に1人という難病をどうやって克服し、プロスノーボーダーとして復活したのか。 いまは荒井daze善正さんのライフワークだと語る「代々木公園に雪を降らせる」骨髄バンクxスノーボードイベントSNOW BANKへとつながる、荒井さんの生き方を 4回にわけて連載でお伝えします。 スノーボードにはまって、会社を退職 ��ー今日はよろしくお願いします。それでは、まずスノーボードとの出会いから聞かせてください。 ぼくは高校を卒業して就職したんですけど、まったく仕事に面白味を見い出せなかったんです。その頃にスノーボードにはまりました。会社にはない、生きている充実感があったんです。そうして気づいたらプロスノーボーダーになりたいという憧れというか、夢を思い描くようになっていました