東日本大震災の被災地に向かうため、トラックにオートバイを積むスタッフたち=東大阪市で2011年3月27日午前9時37分、小川昌宏撮影 東日本大震災の被災地でバイクの機動性を生かして物資輸送を支援しようと、全国オートバイ協同組合連合会のバイクレスキュー隊が27日、大阪を出発した。がれきなどで車が入りにくい地域へ医薬品や生活物資を運ぶ。 同連合会は全国のバイク販売会社約1400社で組織。宮城県の要請を受け、津波被害が深刻な同県石巻市で活動することになった。第1陣には大阪や関東から悪路でも走れるオフロードバイクなど16台と組合員ら約20人が参加、28日から活動を始める。隊員を入れ替えながら4月末まで活動を続けるという。 この日は、東大阪市の同連合会事務所からバイクを積んだトラックが石巻市に向け出発。吉田純一会長は「医薬品などが不足していると聞くので、バイク輸送で少しでも被災者の皆さんのお役に立ち