2013年はファミコンが誕生して30年というメモリアルイヤーであったが、その創成期にあたかもアイドルやスポーツ選手のように子どもたちを魅了し、羨望を集めたのが高橋名人だ。「16連射」を代名詞に85年から「名人」として活動を始め、間もなく30年。現在はMAGES.に所属する名人が、ブームの渦中にいた当時を振り返り、今を語る。 【関連】高橋名人インタビューフォトギャラリー まさに「一世を風靡した」という表現がピッタリくるすごい人気だった。ファミコン発で初の著名人と言ってよい名人は、ファミコン人気の高まりを受け、自身の人気も沸騰。レコード・漫画・ゲーム・映画と、あらゆるメディアに進出を果たし、はては逮捕や死亡説といった都市伝説までも飛び出した。名人が当時を述懐する。 「いろんなことをやりました。でも全てが楽しかったです。全部が全部当たるはずもなく外れるものも多かったですけど、失敗しても許されると
年の瀬を迎え、様々な特番や音楽ランキングとを通して、この1年の音楽を耳にする機会が増えている。一方で、ミリオンヒットは少なくなり、かつてのような、老若男女問わず口ずさめる音楽が減ってきていることも事実だ。 そこには、どのような背景があるのか。また、音楽との接し方も、年代によって大きく異なっている。音楽を取り巻くこの複雑な環境に対し、関係者はどのように立ち向かって行けば良いのか。 その一つの解決策として、「CDショップ大賞」や「ミュージックソムリエ」資格などを通じ、リスナーと音楽を結びつける役割を担う人材を育成することで、再び価値を創出しようとしている音楽業界関係者たちがいる。「NPO法人ミュージックソムリエ協会」だ。今回、代表の鈴木健士氏に、音楽業界の実態と、鈴木氏らが育成を目指す「ミュージックソムリエ」について話を聞いた。【編集部:田野幸伸、大谷広太】 音楽業界の”政治”—紅白歌合戦の放
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