ソフトバンクと日本IBMは、2016年に公開を予定している「IBM Watson」の日本語版APIと、クラウド開発環境「IBM Bluemix」を活用して、生活やビジネスを豊かにする新たな製品・サービスのアイデアを競い合うイベント「IBM Watson日本語版ハッカソン」を開催した。決勝プレゼンテーションには5社が参加し、大賞は伊藤忠テクノソリューションズが開発した「Team Keeper」が受賞した。 Watson日本語版API、どう活用するか Watsonは、米国IBMが開発した質問応答・意思決定支援システム。継続的にインプットされる自然言語の情報を解釈・理解しながら、仮説の形成と評価、ユーザーからのフィードバックに基づく自己学習と能動的な知識の蓄積をする。利用者とのコミュニケーションでは、相手の言葉に込められた細かな意図をも汲み取って、回答の提示や意思決定の支援をすることが特徴で、I