ソフトウェアの品質を上げるためにはテスト仕様書の品質が大事です。糞みたいなテスト仕様書だと、多くの不具合を見逃してユーザーに供給されてしまうことになります。どんな天才プログラマーを集めても、テストが糞だと完成品も糞になってしまいます。というわけで、今回は職場で遭遇した悲しいテスト仕様書たちを集めてみました。多くの人が触ったことがあるであろうWindowsのペイントソフトのテスト仕様書を作る場合で考えてみます。 悲しくて残念なテストたち 人によってテスト結果が変わってしまう 基本中の基本です。上図のテスト仕様書はNo.2がダメですね。この仕様書だと人によって結果が変わってしまいます。鉛筆で1本の線を描くだけの人もいれば、たくさん線を書いて塗りつぶす人もいます。また、色を変えて赤で描く人もいれば、太い線を選択して線を描く人もいます。もし、黄色を選択したときに問題が発生する場合、上図のテストでは
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