Sass の @import ルール は CSS ファイルだけではなく Sass ファイルもインポートできる。この機能は地味に見えるが、実際に使ってみるとものすごく便利。とくに、ミックスインをモジュールとしてファイルに分割しておき、必要に応じて呼び出すような場面でその便利さを痛感する。 例として、opacity プロパティのクロスブラウザ対応コードのミックスインを考えてみる。まず以下のようなコード片を _opacity.scss というファイル名で用意しておく: // _opacity.scss @mixin opacity($alphavalue) { opacity: $alphavalue; -ms-filter: "progid:DXImageTransform.Microsoft.Alpha(Opacity=#{ $alphavalue * 100 })"; // for IE