GoogleのBrad Green氏が、先週行われたAngularのイベント「ng-conf 2017」で、TypeScriptが社内標準言語になったことを発表したことは、先日の記事「Google社内の標準言語としてTypeScriptが承認される。ng-conf 2017」で紹介しました。 この発表の反響は大きかったらしく、特にBrad Green氏のもとにはDartはどうなったのか、という質問が多数寄せられたとのことです(Publickeyの記事のブックマークでも同じようにDartへの言及が多数ありました) Dartは、「JavaScriptは単なる言語の進化では修正できない根本的な問題を抱えている」という問題意識をベースにGoogleが2011年に発表した言語で、JavaScriptよりも優れたWeb用言語として普及させようとしていました。 2013年にはECMAが標準化を開始するな