多くの日本人に愛される一方で、システム化に不向きな「Excel方眼紙」。そのギャップを埋める製品の主要機能を、ソフトウェア開発者の視点で試し、そのポイントを箇条書きとスクリーンキャプチャで紹介する。正式版登場に合わせて改訂。 昔から日本の会社では、「Excel方眼紙」(=あえて説明するまでもないと思うが……方眼紙のようにマス目を細かく区切って入力箇所をレイアウトしているExcelファイル)で文書や仕様書のフォーマットを作成しているところが少なくない(例:「2001年の@IT掲示板: 仕様書をExcelで書く人」)。特に申込書のように、1枚の紙に入力項目を敷き詰めてレイアウトしようとすると、方眼紙にして升目を区切っていく文書作成の方が、作業が楽だからだろう(一般企業でそう思っている人は少なくないと思われる)。 一方で、このようにして作られた文書に対しては、データの抜き出しが難しかったり、レイ