麻生氏が総務大臣をされていた時分、たまたま仕事でお会いする機会があった。流暢な英語でウィットに富んだ話をしていたのが印象的だった。束の間お会いしたときの好印象で分かった気になるのも如何なものかと思うが、それでも第一印象って大事だ。 新聞がこぞって選挙管理内閣と書き立てるのは如何なものか。個人的には解散は年を越し得るという上杉隆氏の見立てが的を射ている気もする。一方で引いたところから閣僚の人選をみると、自民党の世襲もくるところまできたなという思いも。小泉氏が引退して次男に継ぐというのも、微妙な時期に微妙なニュースだし。 仮に衆議院の任期満了まで持ったところで遠からず選挙だが、政策上の争点が分からない。民主党は政権交代か否か、世襲か否かを問うのかも知れないが、それは必ずしも政策の争点とは言い難い。外交とか経済とか実際の政策で争点をつくらないと。 健康保険も年金もマイナスサムゲームだから触れれば