テレビ離れ(テレビばなれ)とは、テレビの視聴をする習慣を持たなくなること、およびそのような傾向を指す言葉である。世界各国でテレビ離れの傾向がある。 テレビ離れはテレビ視聴よりも他媒体の優位性が向上し、もしくは、選択肢が増えたこと等によって相対的にテレビ視聴の頻度が低下する現象のことである。こうした傾向が統計上で現れ、「テレビ離れ」と呼ばれるようになった。 総務省の統計[1]によると、日本のテレビ平均視聴時間は1990年代以降も増加傾向にあったが、2000年代中頃にピークを迎え、2010年代以降は減少傾向にある。ほか、テレビの総世帯視聴率 (HUT) も同様、低下傾向にある[2]。1998年度下半期の全日(6時~24時)の総世帯視聴率 (HUT) は45.7%で、以後も漸減傾向ではあるものの、大きな変化は見られなかったが、コロナによる巣篭り需要が落ち着いた2020年度下半期以降は下落傾向とな