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ブックマーク / number.bunshun.jp (22)

  • 外国人“鬼コーチ”が日本に課した「長時間練習」は「部活の根性練習」と何が違う? 「日本の高校生はケガを指導者に言い出しづらい」(生島淳)

    トム 私が1990年代に日の実業団でプレーしていた時に感じたのは、仕事では徹底的に細部、ディテールにこだわるのに、バスケットボールとなると、ディテールが消え去ってしまっていたことです。当時の日男子のバスケは大雑把で、単に5対5のドリルをやっているようなものでした。1990年代、アメリカの方がより細かいスキルを重視して試合をやっていましたよ。 エディー なぜ、ディテールにこだわらないコーチングになってしまうのか? 日人は、細かいことにこだわる国民性なのに、ことスポーツの指導になるとそれが消えてしまうのは、日のスポーツの大きな課題ですね。その原因は、どの競技の選手たちも中学、高校時代から長時間練習に慣れていることにあると思っています。 トム 長時間練習が当たり前になってしまうと、一つひとつの練習に対する集中力を欠きがちですよね。 エディー その通りです。彼らはひとつのセッションが3時間

    外国人“鬼コーチ”が日本に課した「長時間練習」は「部活の根性練習」と何が違う? 「日本の高校生はケガを指導者に言い出しづらい」(生島淳)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2022/01/07
    きっとうまくなるのではないかと期待> ”今後、日本の選手たちはスイッチのオンとオフ、これが上手になっていくといいのですがね”
  • “藤井聡太がマンガ・小説より面白い”という葛藤…『りゅうおうのおしごと!』原作者が感じる《現実将棋のドラゴンボール化》(白鳥士郎)

    W杯が近づくとサッカー漫画の連載が多く始まるのは業界の定説だ。だいたい1年前くらいから連載を始めれば、W杯予選での盛り上がりを追い風にして作品の注目度が高まるし、週刊連載であれば大会までに単行が4冊ほど溜まるので、他のサッカー関連と一緒に書店の棚をジャックすることができるからだ。 オリンピックでも同様の効果が見込まれており、東京五輪ではボルダリングの漫画が目立っていた印象だった。残念ながら1年延期となったことで、ほとんどの漫画は五輪が始まる前に終わってしまったが……。 ある競技が世間で話題となることで、それまで日の目を見ることがなかった題材の作品が商業ベースでの出版に至ることがある。それは将棋も同じだ。私が執筆している『りゅうおうのおしごと!』という作品は漫画ではなくライトノベル(挿絵の入った小説)だが事情は似たようなもので、拙作より前に正面から将棋を題材にしたラノベなどほぼ存在しな

    “藤井聡太がマンガ・小説より面白い”という葛藤…『りゅうおうのおしごと!』原作者が感じる《現実将棋のドラゴンボール化》(白鳥士郎)
  • 外国人記者が最後に語った“東京五輪の本音”「セブンイレブンは最高」「あの菓子パンが美味しかった」「シブヤが暗くて驚いた」(近藤奈香)

    閉幕した東京五輪。来日した外国人記者・カメラマンらに、大会の終わりに“音”を聞いた。彼らが話してくれた「コンビニ愛」、「交通のもどかしさ」そして「日人のホスピタリティ」とは――。 「オリンピックの取材を10回、12回、14回と重ねてきたベテランカメラマンであっても、今回に限っては一歩ずつ、様子を見ながら前に進むしかない」(ジョー・マクナリー氏、アメリカ人カメラマン)。地元から「望まれない」なかでの来日、到着後の自主隔離、猛暑……とアスリートのみならず、取材陣にとっても異例尽くしのオリンピックだった。 来日した取材陣のルーティンは「まず3日間の隔離生活を送った後、『オリンピック・バブル方式』に移行する、というものだった。(五輪関係者を外部と遮断するため)指定された宿に泊まり、専用シャトルバスで競技会場へ移動し、競技が終わると再びシャトルバスに乗り込み宿へ帰るというもの」(同前)。 もちろ

    外国人記者が最後に語った“東京五輪の本音”「セブンイレブンは最高」「あの菓子パンが美味しかった」「シブヤが暗くて驚いた」(近藤奈香)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2021/08/11
    タイトルに騙されたがコンビニ以外のことも書かれていた。本当に異常事態の五輪だったね(パラはこれからだが)。UberEatsの下り、もっと普通に英語を話せる日本人を増やさないとと感じる(私は文科省官僚ではないが)
  • 「なぜ女子バスケ日本代表の3Pシュートは“世界一”決まるのか?」193cmエース不在でも“初メダル”まで一気に躍進できた理由(生島淳)

    生まれて初めてオリンピックで生観戦した競技は、1996年のアトランタ大会で、女子バスケットボールの日中国戦だった。 この試合は大接戦の末、日が1994年の世界選手権2位の中国を破る「アップセット」、番狂わせを演じた。 このチームには、今回の東京大会の解説を務めている萩原美樹子氏(現・東京羽田ヴィッキーズ・ヘッドコーチ)らがいて8強に進み、準々決勝では大観衆の前で地元アメリカと戦ったのが忘れがたい。 アトランタ大会は7位になったが、当時の代表監督を務めていた中川文一氏は、 「俺はアップセットを起こすバスケットはしたくないのよ。それだと勝ち切るチームになれないから」 と思いを語っていた。 その言葉はいまに続く課題であり、指導者が変わって、出場権を得たアテネ、リオデジャネイロ大会で、日はユニークなスタイルでアピール力はあったが、いかんせん8強の壁を破れなかった。 そこには高さの壁が常にあ

    「なぜ女子バスケ日本代表の3Pシュートは“世界一”決まるのか?」193cmエース不在でも“初メダル”まで一気に躍進できた理由(生島淳)
  • IOC重鎮に本音を聞いた「五輪は開催する」けど「感染拡大なら日本に責任」… 埋まらない世論との溝、海外メディアも悲観的なまま(長谷部良太)

    東京五輪開幕まで4月14日でちょうど100日となった。来ならば開催国では機運が最高潮に高まり、自国選手たちの調整ぶりやメダル獲得予想に大きな注目が集まる時期だろう。しかし、「ウィズコロナ」で初めて行われる今回は状況が全く異なる。人々の関心は、「五輪をやれるのか、やれないのか」にある。 世論調査では大半が今夏開催を疑問視 毎日新聞などが3月に行った世論調査では、東京五輪を「予定通り開催すべき」と答えた人はたった9%だった。朝日新聞が4月10、11日、東京五輪・パラリンピック開催について3択で尋ねた世論調査の結果は、「今年の夏に開催する」が28%、「再び延期する」は34%、「中止する」は35%。日では今なお、大半が今夏の開催を疑問視している。

    IOC重鎮に本音を聞いた「五輪は開催する」けど「感染拡大なら日本に責任」… 埋まらない世論との溝、海外メディアも悲観的なまま(長谷部良太)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2021/04/20
    以前も書いたが、日本は「この現状でも開催するのか」とIOCに確認すべき。開催権を持つIOCにこそ責任があるだろう。日本に押し付けるな。
  • 「女性であることがコンプレックスだった」女子ラグビー代表選手がイギリスで気づいた“日本のスポーツ界の問題点”(吉田直人)

    「日でプレーする中で生まれた問いを、イギリスで答え合わせしている感覚です」 15人制ラグビー女子日本代表の支柱として13年にわたりプレーしてきた鈴木彩香は、2020年11月にイングランド・Premier 15s所属のWASPS LADIESに加入。コロナ禍による制約や言葉の壁など不慣れな環境下、12月12日にはフル出場を果たした。 7人制でリオ五輪も経験し、競技歴20年を数える日本代表のCTBは、今年9月にニュージーランドで開催予定のワールドカップを競技人生の集大成と定める。セカンドキャリアとして志すのは指導者の道だ。 だが、英国に身を置くなかで、「プレーの良し悪しとは別の価値観に気づいた」とも話す。その気づきは、チームの強化という枠組みを超え、ラグビー界、スポーツ界を変えたいという思いにも繋がっていた。 「日が勝つために必要なことは何か」即答で決まったイギリス行き 渡英のきっかけは唐

    「女性であることがコンプレックスだった」女子ラグビー代表選手がイギリスで気づいた“日本のスポーツ界の問題点”(吉田直人)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2021/03/04
    Wow!「コーチの言葉にかぶせるように、選手が躊躇なく発言するんです。『自分はこう思う』って。30分話して1時間半くらい練習のはずが、実際には3時間くらいになっていた」
  • なぜ「ミスしても味方に謝らない」のか…「神」と海外選手の真の関係性とは【サラーの祈り】(中野遼太郎)

    2020年シーズン、Jリーグベストイレブンの表彰式。 日人選手が軒並み「チームメイトとスタッフ」に感謝の意を述べる中、オルンガ選手だけは、まず「神」に感謝を伝えていました。 神に感謝――僕たちは、外国籍選手が神に感謝している姿や言動を、すでに「サッカーでよく見る光景」の一部として受け入れていて、そこに改めて違和感を持つ人は少ないのではないでしょうか。たとえばモハメド・サラーが得点後に地面に額をつける姿を見ても「そういうゴールパフォーマンス」くらいの認識が定着しているように思います。 けれど、サラーが祈りを捧げることと、(たとえば)日人が「かめはめ波」のゴールパフォーマンスをすることでは、持つ意味合いが全く異なります(鳥山明さんが「神」かという議論は他に譲ります)。 「神を信仰する」がサッカーに与える影響 僕たちは普段、宗教とサッカーを切り離して考えています。少なくとも、積極的に関連づけ

    なぜ「ミスしても味方に謝らない」のか…「神」と海外選手の真の関係性とは【サラーの祈り】(中野遼太郎)
  • 女子陸上選手はなぜ“セパレート型”ユニフォームを着る? 努力を踏みにじる「性的画像撮影」の卑劣さ(松原孝臣)

    女性アスリートの撮影被害や画像拡散などの問題に焦点があてられるようになった。 陸上競技も、問題視される競技のひとつだ。 主に短距離やハードル、走幅跳や走高跳などの女性アスリートが着用している、上下が分離したタイプのユニフォーム、いわゆる「セパレート型」のユニフォーム姿が撮影の標的とされてきた。 全国大会で活躍するレベルにある選手は、今ではたいがいセパレート型を着用している。学生でも多くの選手がこのタイプのユニフォームを選ぶ。スタンダードと言っていいだろう。 肌が出ている割合が多いがゆえに、撮影の被害を受けてきた。でもセパレート型を着用するのには、競技上の根拠がある。 もともとはセパレートのユニフォームはなかった セパレート型のユニフォームはもともとあったものではない。昔はランニングシャツにランニングパンツが主流であった。 最初にセパレートタイプを着用した選手が具体的に誰かははっきりしないが

    女子陸上選手はなぜ“セパレート型”ユニフォームを着る? 努力を踏みにじる「性的画像撮影」の卑劣さ(松原孝臣)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2021/01/31
    ウサイン・ボルトのヘソって見たことないけどな…
  • 作者の名は「藤井聡太」でSNSざわつく…藤井二冠と斎藤慎太郎八段「年1度の詰将棋」がつないだ美しき関係(諏訪景子)

    藤井聡太二冠は詰将棋解答選手権を5連覇中だ。 ……というのは誤りではないのだが、厳密に言えば詰将棋解答選手権「チャンピオン戦」を5連覇している。 詰将棋解答選手権にはチャンピオン戦のほかにアマチュア向けの「初級戦」と「一般戦」があり、全国のボランティアが運営する。2019年は北海道から九州まで27カ所で開催された(2020年は30カ所での開催が予定されていたが、全て中止。2021年はオンラインでの開催が検討されている)。 「3手詰を誤答した」小1の藤井少年 藤井二冠が初めて解答選手権に参加したのは2010年で、名古屋会場で初級戦と一般戦に出場している。当時小学1年生、東海研修会に入会した直後のことだ。初級戦は1手詰から5手詰を、一般戦は5手詰から15手詰を、それぞれ制限時間内に解く。最長39手詰が出題されるチャンピオン戦に比べると手数は短いものの、あっと驚く妙手が混じる好作が並んでいる。

    作者の名は「藤井聡太」でSNSざわつく…藤井二冠と斎藤慎太郎八段「年1度の詰将棋」がつないだ美しき関係(諏訪景子)
  • ヒグマに襲われ死亡したハンターの「顔面」は原形をとどめない…なぜ顔を狙うのか?(伊藤秀倫)

    登山の際、気をつけるべきヒグマに関する記事の前編です(後編はこちら。記事最終ページ下の「関連記事」からもご覧になれます)。 雪山の現場には多量の血痕が残されており、その下方には握りの部分が折れた銃や、カバン、帽子、水筒が散乱し、さらに下方にハンターAさんの遺体があった。 死因は出血多量による失血死とされ、その受傷の状況は、右腕、右足を骨折、左腕や頚部などにも裂創があったが、とりわけ額骨、鼻骨、上下顎骨などを複雑骨折するなど顔面に原形をとどめないほどのダメージを受けていた。ヒグマによる顔面への執拗な攻撃は、とくに猟者に対する反撃の場合にみられる特徴だという──。 ◆◆◆◆◆

    ヒグマに襲われ死亡したハンターの「顔面」は原形をとどめない…なぜ顔を狙うのか?(伊藤秀倫)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2020/12/14
    「動物の行動には必ず目的と理由がある」<なるほど
  • 祖父は伝説の棋士、22歳藤沢里菜女流四冠が達成した女性初の快挙とは【共用スリッパで帰るドジっ子だけど】(内藤由起子)

    女性が公式戦で優勝したのは初めてなので、一般的には「快挙」という表現になるのだろうが、業界では「ようやく、やっと」扉が開いたという思いで受け止められている。 男性と女性が同じ土俵で対戦する数少ない競技 囲碁は男性と女性が同じ土俵で対戦する数少ない競技だ。 将棋は「棋士」と「女流棋士」は全く違う世界だが、囲碁でいう「女流棋士」は女性である棋士という意味でしかなく、皆同じ、「(囲碁)棋士」なのだ。 これまで一般の公式戦での女性の優勝は、お隣の韓国でゼイ・ノイ九段が2000年に「国手」となったことがあるだけで、日ではなかった。 とはいえ、非公式戦では第1回広島アルミ杯若鯉戦で謝依旻六段が優勝しているし、藤沢自身も4年前に17歳以下の若手棋戦でのちの名人である芝野虎丸二段(当時)に勝って優勝している。 これまで女性棋士の一般(男女一緒)公式棋戦での活躍は準優勝が最高で、2019年の竜星戦で上野愛

    祖父は伝説の棋士、22歳藤沢里菜女流四冠が達成した女性初の快挙とは【共用スリッパで帰るドジっ子だけど】(内藤由起子)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2020/12/03
    すばらしい。しかしこれで終わりではないだろうし、彼女を追いかける他の女流も活躍していくことだろう。
  • 秀吉の「中国大返し」に新説が登場。信長用の”接待設備”が奇跡の理由?(山田洋)

    「エイドステーションと言うんですね! まさにそれですよ! 今度から私も使わせてもらいます」 オンラインでつないだ画面越しで興奮気味にこう話すのは、奈良大学教授で城郭考古学を専門とする千田嘉博氏だ。 千田教授は、緊急事態宣言が発令された翌4月8日に、NHK-BSプレミアムで放送された番組「英雄たちの選択」の中で、“戦国の奇跡”と呼ばれる豊臣秀吉の「中国大返し」について、ある新説を唱えていた。 番組のHPにはこう書かれている。 <備中高松城から姫路城まで100キロにおよぶ行程を大軍が驚異的な速度で取って返した。いかにして秀吉は不可能を可能にしたのか?(中略)“幻の大返しシステム”の存在が、浮かび上がってきた> そのシステムとはどんなものか? それを理解するキーワードが、ウルトラマラソンやトレイルランニングの世界ではおなじみの「エイドステーション」なのだ。そして、その言葉を筆者が伝えたときに、今

    秀吉の「中国大返し」に新説が登場。信長用の”接待設備”が奇跡の理由?(山田洋)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2020/07/20
    掲載サイトに驚いた。ナンバーか。
  • 日本高野連から歓迎されなくても、新潟県が球数制限を導入した重み。(鷲田康)

    2018年の高校野球は大阪桐蔭の春夏連覇、夏の大会での秋田・金足農業旋風などに沸いた一方で、改めて高校野球そのもののあり方が問われた年でもあった。 特に夏の大会では地方予選の段階から、異常気象ともいえる猛暑による熱中症対策、また“金農旋風”の余波としてエース・吉田輝星投手の投げ過ぎがクローズアップされた。 その結果として大会主催者や監督などの指導者が故障や肉体的なダメージから選手をいかに守るのか、ということを強く問われた年でもあった。 その激動の2018年が終わろうとしている12月22日に、高校野球にとっては画期的な動きが地方から起こったのである。 新潟県高校野球連盟が来年4月に開幕する春季新潟大会で、投手の球数制限を導入することを明らかにした。 「やってみないと何も……」 「独自の取り組みとして、来春の大会で球数制限を導入する。やってみないと何も起こらない」 この日、新潟市内で開催された

    日本高野連から歓迎されなくても、新潟県が球数制限を導入した重み。(鷲田康)
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2018/12/26
    評価したい。
  • 非情マクラーレンとホンダの涙。掌返しに耐えたスタッフの3年間。(尾張正博)

    マクラーレン・ホンダ最後のレースとなったアブダビGPにて、ホンダのチーフエンジニア中村聡は最後まで仕事を貫いた。 ホンダがマクラーレンと組んで戦う最後のレースとなった2017年アブダビGP。チェッカーフラッグが振られた瞬間、思わず涙を流した男がいた。ホンダのチーフエンジニアを務める中村聡だ。 込み上げてきたのには、理由があった。アブダビは'15年にホンダがF1に復帰するにあたって、マクラーレンと組んで初めてテストを行なった場所だった。 エンジンを始動することさえままならない、最悪のスタートとなった'14年のアブダビ・テスト。そんなホンダに、マクラーレンは温かい手を差し伸べ続けた。開幕までホンダの負担を軽くしようと、エアボックスやバッテリーパックなどの製作をサポートしたのである。 「もし、彼らのサポートがなかったら、われわれはレースできていなかったかもしれません」(中村) 2年目までは「間違

    非情マクラーレンとホンダの涙。掌返しに耐えたスタッフの3年間。(尾張正博)
  • ポルトガルサッカー、絶頂から衰退へ。迷走する国内リーグで噴き出す諸問題。

    『フランス・フットボール』誌9月19日発売号は、オリンピック・マルセイユ(OM)を特集している。 OMはフランスでは特別な存在――フランス人の心のクラブであり、パリ・サンジェルマンやモナコには寄せることのない情熱と愛情を、人びとはOMに注いでいる。だからこそメディアも、成績の如何によらずOMを頻繁に取り上げる。 だが、ここで紹介するのは、昨年就任したフランク・マッコートオーナーのOM復活プロジェクトの検証でも、筆者(田村)による酒井宏樹インタビューでもない。OMとはまったく別の話題――ポルトガルリーグの現実である。 ベンフィカ、ポルト、スポルティングとそれ以外という二重構造のもとに、伝統的に成り立っていたポルトガルのサッカーが危機に直面しているという。いったいポルトガルで何が起こっているのか。ニコラス・ビラス記者がレポートする。 監修:田村修一 ユーロ王者にしてC・ロナウドの母国たるサッカ

    ポルトガルサッカー、絶頂から衰退へ。迷走する国内リーグで噴き出す諸問題。
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2017/09/30
    本当は野球のドラフトみたいな仕組みが必要なんだろうな。改革を断行できる者がいなさそうだが。
  • 女子選手が必ず直面する思春期問題。伊藤華英が語る生理と競技の関係。(伊藤華英)

    近年女性アスリートの活躍が目立つ。 思い出してみるだけで、沢山のアスリートの名前や顔が浮かぶだろう。 スポーツの起源を辿ると、女人禁制だった古代オリンピックに対し、近代オリンピックでは第2回大会から女性の参加が認められ、近年の参加者は男女半々になっている。 さらに最近は、女性アスリートは新たな地位も確立してきている。「美人アスリート」としてスポーツのアイコンになったり、バラエティ番組で存在感を発揮するなど、親しみやすく、爽やかな印象と華やかな功績でスポーツ界を盛り上げる、まさに強さと美しさを兼ね備えた存在だ。 このように活躍する選手たちの多くは、10代の頃から芽が出て20代後半から30代で引退する瞬間まで、トップを走り続ける。開幕した世界水泳でも世界中から若い才能が集まっているが、特に水泳でオリンピックを目指すような選手は、幼少期から競技を始め、10代の頃から世界のトップで戦う選手がほとん

    女子選手が必ず直面する思春期問題。伊藤華英が語る生理と競技の関係。(伊藤華英)
  • <ベイスターズ社長の独り言>「オリンピックは誰のため?」 - リオ五輪 - Number Web - ナンバー

    オリンピック視察のために、1週間リオに行ってきました。 出発前、現地は治安が悪い、スマホは強盗に狙われるなどと悪いイメージばかりを叩きこまれましたが、海外にいる自覚をもって注意を払っていれば、スマホ片手に写真を撮りながら街を歩いたりしても、身の危険を感じるようなことは一度もありませんでした。 経由地のドイツでも、リオでの強盗の瞬間が繰り返し放映されているという話を耳にしました。そのせいかオリンピックだというのに国外からの観光客は意外なほど少なく、目につく外国人の多くは競技団体や選手のスポンサー企業の関係者と思しき人たち。世界的なPR戦略が脆弱で、局所的な治安の悪さの情報が国外で垂れ流されている状況が放置されてしまっているのかなという印象を受けました。 なんといっても驚くのは、リオの街中から“オリンピック感”をまったく感じないこと。リオ行きの便にも空港にも「ようこそオリンピックへ」と高揚させ

    <ベイスターズ社長の独り言>「オリンピックは誰のため?」 - リオ五輪 - Number Web - ナンバー
    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2016/08/27
    "リオは、「開催すること」が目的になってしまっていたように思います。"
  • なでしこジャパン、歓喜の決勝進出。スウェーデン戦での意外な選手起用。(了戒美子)

    1993年のアジア女子選手権で代表デビューした澤穂希。その後、北京五輪を含む3回の五輪出場、スウェーデンW杯から5回連続の女子W杯出場という偉大な記録を持つ 衝撃が走ったのは試合前日。 スタジアムでおこなわれた45分の公式練習のうち、報道陣に公開された冒頭15分の終了間際の出来事だった。 9対9で行った実戦形式で、試合の先発メンバーとおぼしきグループから永里優季が外れていた。代わりに安藤梢と2トップを組んだのは川澄奈穂美だったのだ。 ここまでの4戦で一度たりとも変更されなかった先発メンバー。ブンデスリーガでプレーし、女子チャンピオンズリーグで優勝も果たしたエースである永里が、ほぼ間違いなくこの試合で先発から外されるということが、見て取れた。 これは、指揮官・佐々木則夫からイレブンへの強烈なメッセージでもあった。 「日本代表の中でも群を抜いてすばらしくスタミナのある選手」(佐々木)である川澄

    なでしこジャパン、歓喜の決勝進出。スウェーデン戦での意外な選手起用。(了戒美子)
  • 日本人にとって、W杯とはいったい何なのか。~指揮官・岡田武史に問う~(木崎伸也)

    もしかすると、人以外は誰も予想することができなかった結果かもしれない。 攻撃的なスタイルを捨てて掴んだ「ベスト16」という財産は、日に何をもたらしたのか。 常に指揮官に問い続けてきた筆者が投げかけるラスト・クエスチョン――。 パラグアイとの延長戦の直前、選手たちが作る輪の中心で、岡田武史監督が手を激しく振りながら指示を出していた。日に焼けた顔は赤く染まり、前のめりになって、選手の目を射抜くように一人ひとりに視線を合わせていく。 日をベスト16に導いたにふさわしい迫力と貫禄を持つ指揮官がそこにはいた。 だが、この姿を見て胸が熱くなるのを感じるのと同時に、ある問いが頭をよぎった。 この監督は、日サッカー界に何をもたらしたのだろう、と。 国外のW杯において、初めてグループリーグを突破したという目に見える結果とは別に、何か大きな物をもたらしたはずだ。 まず言えるのは、「出場した選手たちが、

    日本人にとって、W杯とはいったい何なのか。~指揮官・岡田武史に問う~(木崎伸也)
  • Jリーグに一流外国人が来ない理由。獲得に残された2つのルートとは?(1/2) [Jリーグ観察記] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

    Jリーグに一流外国人が来ない理由。 獲得に残された2つのルートとは? 木崎伸也 = 文 text by Shinya Kizaki photograph by Masahiro Ura アジアチャンピオンズリーグ決勝のタイミングで、欧州のTV放映権会社で働く方と会う機会があった。そのとき、以前から疑問に思っていたことをぶつけてみた。「なぜJリーグに知名度の高い外国人選手が来なくなったのか」と。 彼は実に明快な答えを持っていた。 「Jリーグがスタートしたとき、まだヨーロッパの主要リーグとJリーグのTV放映権の額に大きな差はありませんでした。それが現在は、Jリーグが年間約50億円なのに対して、プレミアリーグは年間約2000億円になっている。40倍もの差がついてしまった。かつてのように名の知れた外国人選手を取れなくなったのは、仕方ない面があるでしょう」J発足時にはレオナルド、ドゥンガ

    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2009/11/25
    Jリーグに一流外国人が来ない理由。獲得に残された2つのルートとは? - Jリーグコラム - Number Web