なぜ「ミスしても味方に謝らない」のか…「神」と海外選手の真の関係性とは【サラーの祈り】（中野遼太郎）

2020年シーズン、Jリーグベストイレブンの表彰式。 日本人選手が軒並み「チームメイトとスタッフ」に感謝の意を述べる中、オルンガ選手だけは、まず「神」に感謝を伝えていました。 神に感謝――僕たちは、外国籍選手が神に感謝している姿や言動を、すでに「サッカーでよく見る光景」の一部として受け入れていて、そこに改めて違和感を持つ人は少ないのではないでしょうか。たとえばモハメド・サラーが得点後に地面に額をつける姿を見ても「そういうゴールパフォーマンス」くらいの認識が定着しているように思います。 けれど、サラーが祈りを捧げることと、（たとえば）日本人が「かめはめ波」のゴールパフォーマンスをすることでは、持つ意味合いが全く異なります（鳥山明さんが「神」かという議論は他に譲ります）。 「神を信仰する」がサッカーに与える影響 僕たちは普段、宗教とサッカーを切り離して考えています。少なくとも、積極的に関連づけ

[BigHopeClasic]

洞察としてはまだ浅いけど、「リバタリアニズム」「リベラリズム」における「個」を考える上で間違った入り口ではないと思う。堂安律がオランダで「周囲をよく使う選手」評価になるのとか多分この辺

[technocutzero]

でも称賛はニッコニコで受けるっていうね

[zyac333]

なるほど。自分を裁くのは神。だからシュートを外し（失敗し）たら、神との対話をして完結。裁きは終わったのでその後味方に謝る必要は無い。日本人は場（空気）が裁くので、周りに謝らないといけない。

[ieji]

彼らには「自分を裁くことができるのは神様だけ」という前提があります。

[natureinf]

[

[brusky]

メンタルコントロールの手法としてはわかる。自責でパフォーマンスを落とすのも違うし、周りの選手の他責にしてもしょうがない

[FTTH]

いい記事

[mukunokiy0725]

主旨について懐疑的に読んでいたけれど、オリンピック組織委員会やJOCの会議運営が問題点だらけなのを眼前にすると「場が優先される」という価値観が悪い方に出ている例かもという気がしてきた

[kamikun]

"彼らには「自分を裁くことができるのは神様だけ」という前提があります。空気はもちろん、チームメイトにも、監督にも、メディアにも、本質的に自分を裁く権利はないのです"

[type-100]

「ミスを謝る必要は本来ない」というのも結構特殊な論理だと思う。

[Louis]

尖ったテーマだなと感じたけど実際に東欧やアジアでプレイされた中野遼太郎さんの経歴を思うと一素人としては納得してしまう。

[g-70hal]

いい記事だ。場の空気を宗教的に意識する性質だからこそ理解して渡り歩いていける国際的な立ち振る舞いもあると思う/則ろうとしなくていい、｢そういうものがある｣と意識するだけで繋がるものは何倍にも広がるはず

[s-supporter]

サッカーはミスが起こりやすく、ミスが起こることを前提にすれば委縮はなくなる。個人的にも『サッカーでのミスは謝りではなく誤りでしかない』と考えていて、ゴメンと言いつつも本質はチームメイトとの意思疎通。

[houyhnhm]

あまり神のせいではないとは思うが、日本の場合、場に合わせないと選ばれない選ばれないと試合に出ていけないというチーム作りが根底にあるとは思う。

[pribetch]

地球の神様はナメック星人

[rAdio]

トップアスリートにおける事例ということで、いわゆる「ジョックス」的精神性の影響もあるんじゃなかろうか……。

[toshitanian]

一神教の人でも、仕事でミスしたらチームに謝ると思うけど。

[Yuta_Eno]

わー。そっか、「場に裁かれない」ってのは、ちょっと典型的な日本の環境で育った自分にはわからない感覚だ。

[bml]

なんでもかんでも神のせい。ある意味楽。神は何も言わないからな。

[plutonium]

日本のサッカー選手って本当コミュ力高いと思う。上下関係に縛られずに動き、しっかり者でも生意気でも場の空気を読んで動く人が多い。だからこそ余計に一神教の選手とのスタイルの違いを感じるのかも。

[innocencecrash]

端的に言うとチームメイトではなく、神とサッカーしてる、ってことかな？