佐久間宣行氏の仕事観を変えた、AD時代のある仕事 大熊英司氏(以下、大熊):ちょっと今の話にも通じるかもしれないんですけども。新しいメンバーがやりたいこともあるでしょうし、でも現実はちょっと違う仕事をお願いしたりすることもあったりとか。そういう中で部下のモチベーションをどうコントロールしながらやっていくかが次の質問なんですけど。 佐久間宣行氏(以下、佐久間):そうですね。「この仕事が何につながっているのか」をちゃんと共有することがけっこう大きいと僕は思います。それは僕の体験からもそうなんですけど、ドラマのADをしていて「ADの仕事って本当につまんなくて嫌だな」と思ってた時期に、ドラマの小道具で「女子高生のお弁当作ってこい」って言われたことがあって。 大熊:え、佐久間さんが弁当を作るってことですか? 佐久間:はい。深夜ドラマでスタッフがまったくいなくて。本当にふざけんなよと思ってたんですけど
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