群馬県の渋川警察署に勤務する24歳の男の警察官が、先月、帰宅途中の小学4年生の女子児童に声をかけ、連れ去ろうとしたとして、未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、群馬県警察本部の渋川警察署の交番に勤務する巡査、秋山暢大容疑者(24)です。 警察の調べによりますと、秋山巡査は、先月15日午後4時すぎ、群馬県吉岡町で、小学4年生の女子児童に自宅前の路上で声をかけ、連れ去ろうとしたとして、未成年者誘拐未遂の疑いが持たれています。 秋山巡査は「君のパパが交通事故にあって病院に運ばれたので、すぐに来てくれないか」などと声をかけましたが、女子児童が不審に思い拒否すると、その場から車で逃げたということです。 警察が目撃情報などを基に捜査した結果、秋山巡査が関わった疑いが強まり、事情を聴いたところ容疑を認めたため、18日、逮捕したということです。 秋山容疑者は当時、勤務が休みだったという