横浜市北部と川崎市北部を結ぶ新たな地下鉄計画について、横浜市が新年度から、事業費や需要見込みなどの試算に着手する方針であることが分かった。 計画では、同市営地下鉄の延伸が有力視されている。林文子市長は読売新聞の年頭インタビューで「両市で費用負担のあり方などを協議し、合意形成を進める」と述べ、実現化に向け検討を加速させる考えだ。 ◆20分短縮 計画では、横浜市営地下鉄の終点・あざみ野駅(横浜市青葉区)から、小田急線新百合ヶ丘駅(川崎市麻生区)までの約7キロ区間を延伸。2駅の移動時間は乗り換えがなくなることなどから20分短縮され、11分になる見込み。 ◆事業化進まず 市は2012~13年度にも試算を行っており、整備費は約1300億~1500億円、1日当たりの平均利用者は4万5000~5万3000人と推計した。利用者数は当時の相鉄いずみ野線と同規模で、市は「採算性が比較的高い」としたものの、22
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