小分けされた料理を取る浜田知事(中央)=高知市の城西館で2020年6月23日午後6時42分、松原由佳撮影 高知県と高知県議会は23日夜、新型コロナウイルスの「新しい生活様式」に対応した懇談会を高知市内の老舗旅館・城西館で開いた。浜田省司知事や県議、県・県警の幹部ら100人が出席し、消毒や検温をした上で県産食材を使った料理や地酒を堪能した。一方、「時期尚早」として参加を見送った県議や開催を疑問視する県民もおり、開催時期やあり方を巡って賛否を呼んでいる。【松原由佳】 【図解】専門家会議の言う「新しい生活様式」って? 県内では4月29日の発表を最後に、新たな感染者は確認されていない。懇談会は、外出自粛などで悪化した地元経済の回復や県産食材の地産地消を目的に開催された。 会場では密集を避けるため、円卓の座席数を通常の12席から8席に減らした。大皿料理の数を少なくし、各自にトングも用意された。高知独