バスの乗務員の不足で路線バスの減便や廃止が相次いでいるとして、盛岡市はバス会社に対し、新たに乗務員を採用した場合、研修費用などとして1人につき40万円を支援することを決めました。 盛岡市や周辺ではバスの乗務員が不足し、岩手県交通が4月のダイヤ改正で運行本数を減らしたり、一部の路線を廃止したりするなど厳しい状況が続いています。 これを受けて盛岡市は、市内で路線バスを運行する岩手県交通、岩手県北バス、JRバス東北の3社に対し、新たに乗務員を採用した場合、運転免許の取得費用や研修費用などを支援することを決めました。 支援はことし5月から9月までの間の採用が対象で、1人当たり40万円。最大で40人分、あわせて1600万円が支給されます。 また、県バス協会に対しても、乗務員の魅力をアピールする事業を促していて400万円を上限に経費を補助することにしています。 いずれも、財源は国の新型コロナの交付金を