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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (9)

  • 「産む性」について一言・・・ - michikaifu’s diary

    このところ、脊髄反射エントリーばかりになってしまっている。この次には、マジメに日の携帯電話業界の大騒ぎについて書くつもりなのだが、なかなか頭の余裕がないので、またまた脊髄反射をひとつ・・ 当地では、サンフランシスコのイケメン市長、ガビン・ニューサムの不倫アルコール依存で毎日大騒ぎだし、日では「産む機械」発言とそのあとの一連の柳沢厚相の話が続き、毎朝新聞とネット見て大笑いで一日が始まり、実にありがたい。 柳沢発言自体はやや揚げ足取りみたいなものだろうけれど、ある程度以上の年代の男性が、根底にああいった思想を持っているだろうことは想像に難くない。まぁ、仕方ないだろう。もう50年とか、そういう思想で生きてきちゃったんだから・・これからを担うもっと若い層の方々は違う考えを持っているだろうから、あまり心配はしていない。 ただ、一言言わせてもらえば、女性というのが生物学的に「産む性」というのが定

    「産む性」について一言・・・ - michikaifu’s diary
  • 「国家の品格」是々非々(その2) --- 格差社会編 - michikaifu’s diary

    前回もそうだったが、今回も「国家の品格」のの感想そのものというより、このベストセラーに便乗して、単に自分の考えを述べようと思う。 の中で、最近はやりの「格差社会」についても触れられている。年功序列、終身雇用のやさしい世の中に戻るべきだ、という主張だと私には読めた。まぁそりゃー、できるならそうしたい、と思っている人は特に中高年層には多いだろうし、だからこれも耳に優しい論だけれど、そんなこと今更不可能だ。これは、別に小泉首相だけのせいじゃない。 行政の福祉というのは、下記エントリーにあるように、いつの時代も不完全。それが当たり前だ。日でそれを今まで補ってきたのは、大企業なら終身雇用で窓際族とか社内失業者とかも抱え込むやり方、中小企業なら「系列」とか「談合」とかで大企業や税金から利益を補填してもらうやり方、過疎地ならば「補助金」で無駄な工事をもらってくるやり方、などなど、「会社社会主義」

    「国家の品格」是々非々(その2) --- 格差社会編 - michikaifu’s diary
  • アメリカ人の育て方3.3 - 「子供がいるからカッコいい」 - michikaifu’s diary

    いい加減に、3のバージョンアップはやめようと思っていたのだけれど、また追加したいことが出てきてしまった。「文句言うなら、まず自分でやってみましょう」という、いただいたトラックバックの題を見て、そうだそうだ、私も人のことばっかじゃいけない、と思った次第。 私たち、子育て中の母親が、被害者意識に凝り固まって、「自分たちは重労働で自由がなくて惨めだ」と言ってばかりいたら、そりゃーだれだって、「あーはなりたくない」と思うだろう。一方、女性から見て「素敵なお母さん」と世上言われる女性というのは、子供がいるにもかかわらず身奇麗にして颯爽と何か他のことをやっていて、という方々が多く、つまり「子供の存在はやっぱりネガティブ」の思想なので、ちょっとまってー、と思ったりする。 子育て母親も、被害者意識から抜け出して、堂々と自分たちが幸せになるように、若い母親候補の女性たちから憧れの存在になるように(=ぐーたら

    アメリカ人の育て方3.3 - 「子供がいるからカッコいい」 - michikaifu’s diary
  • アメリカ人の育て方3.2 - 次の均衡点 - michikaifu’s diary

    渡辺千賀さんが、私の書いたものとも関連する、いつもながら面白い記事を書いてくださっている。ここに掲げてある、女性の就業率と出生率の相関グラフを見て、またインスパイアされてしまった。 このグラフを、真ん中あたりに横線を引いて二つに分けると、上(出生率が高い国)は、フランスという大例外を除いて、他はだいたい「ロクなものべてない国」ばかりであることがわかる。一方、俗に子沢山だと思われている伝統的カトリックの国、イタリアとスペインは、べ物はおいしいが一番出生率も低い。 またメシの話か、と思わないで、どうかもう少々おつきあいを。 就業率と出生率の相関は、直接の因果関係があるというより、 女性の就業率が高い≒女性の社会的地位が高い →「女が家庭を守るべき」という価値観が弱い≒女性にも子供にも多様性を認める →「あんたもちょっと手伝いなさいよ」と亭主に言いやすい、または亭主が最初からそれが当然だと思

    アメリカ人の育て方3.2 - 次の均衡点 - michikaifu’s diary
  • アメリカ人の育て方3.1 - 女神復活 - michikaifu’s diary

    「親に甘〜いアメリカ」の話について、多くの方に読んでいただき、コメントやトラバでいろいろご意見もいただき、ありがとうございました。 で、この話について、少々補足したい。 このあたりを誤解されている方はおられないようなので補足の必要もないのだが、私は日で、ピーナッツバター・アンド・ジェリー・サンドイッチのお弁当をOKにしろとか、電車をなくして車社会にしろとか、言っているわけではない。そんなことはできるはずがないし、しない方がよい。 とりあえず現実を語ってみたワケだが、そのココロは、「ファストフードは悪。終わり。」「女性の高学歴化が少子化の原因(=で、生まない女が悪)。終わり。」「対策は保育園増設(=で、そこに子供を収容隔離せよ。自分たちは赤ん坊のうんちに触りたくない。)終わり。」というふうに、思考停止してほしくないな〜、ということだ。特に、マスコミが。 これは、ITとかネットとかの変化に対

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  • Tech Mom from Silicon Valley - アメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率

    このシリーズに関しては、「日はこういうところがダメだ」という書き方はなるべくしない方針でやってきたのだが、いくつか日の特殊出生率1.25について、アメリカと日の比較の話を読んでしまって、つい言いたくなってしまった。 出生率向上は米国にも学んだら: 極東ブログ error 「愛国心」との関連性については全くコメントのしようがないが、「アメリカの子供の数」の話は、生活感覚として、白人の家庭でも一般に子供がいる家が多く、数も多いような感じがする。さて、それはナゼか? 日アメリカしか比べられないが、私的には、「アメリカは親に甘いから」だと思う。 昔、竹内久美子さんという動物学者のが流行したことがある。「身勝手な遺伝子」論で、男と女の話などをスルドく面白く解説していて、一時はまって読んだ。その中の一つに、「イギリスのような、ロクなものべていない国ほど、偉大な科学者を多く出すのはなぜか」

    Tech Mom from Silicon Valley - アメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率
  • 見たい欲 vs. 所有欲 - michikaifu’s diary

    まずは業務連絡。以前書いたFlickrの「写真プリント注文数」の話がいろいろと物議をかもしてしまったので、一応下記に出典ポッドキャスト「This Week In Tech (TWiT)」を掲げておく。話している人々も出典をはっきり言っていないと記憶しているので、「シリコンバレー雀の間ではこんな噂もある」程度に聞いていただきたいし、私の書いたことも、もしそうだとしたらこんなこともあるか、という可能性の話として理解してほしい。下記にも書くように、Web企業や新しいメディアのビジネスについては、私もまだ理解できておらず、現在勉強中の段階だ。 http://twit.tv/47 再び、Web2.0とインフラの制約に思いを馳せる - Tech Mom from Silicon Valley さて、たまたま今日、テレビ商売の話を日アメリカについて読み、ふーん、と思った。ネットとテレビが近くなってい

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  • Tech Mom from Silicon Valley - 再び、Web2.0とインフラの制約に思いを馳せる

    以前、私のレゴのMindstormの記事に対し、関連記事を書いてくださったRauruさんが、今回も私が漠然と考えていたことをうまく書いてくださった。 http://wordpress.rauru-block.org/?p=1337 レゴ社の経営不振とか、レゴランドがBlackstoneに売却されていた話など、知らなかったので両方の記事ともとても参考になった。我が家では、たまたま息子がウルトラ・レゴgeekなので、世の中みんな子供達はそんなものだと思ってしまうが、実は違うと改めて認識。確かに、考えてみれば、息子と一緒にビデオゲームをしている似たような指向の友人達でも、レゴを作るのは苦手という子ばかりなのだ。 Web2.0の世界は、そもそもその定義からして、あまり広がらないのでは?という記事も以前書いた。このときに指摘したボトルネックは、参加する人間の数(=ギークの数)に限りがあるという点だ

    Tech Mom from Silicon Valley - 再び、Web2.0とインフラの制約に思いを馳せる
  • Web2.0と対立する2つの世界(その2)なぜネット企業がいつまでたっても異端視されるのか? - michikaifu’s diary

    これはWeb2.0というより、1.0の人たちも含めてネット企業全般に言えることだ。ライブドア騒ぎのおかげで、「ネット企業」と言えば「アブク銭」「ヒルズ成金」みたいな扱われ方をされるようになってしまった。なぜそんなに手のひらを返すように変わるかといえば、味方が少ないからに違いない。なぜ味方が少ないかというと、一言で言えば、雇用への波及効果が低いからだ。 まず、ハードな設備投資をほとんどしない。その時代を担うトップ産業は、製品を売って稼ぐだけでなく、製品を作ったりサービスを提供したりするために、巨大な設備投資をして、裾野業界を潤し、スパイラル的に雇用を創出して、その雇用者は消費者となって製品を買うという、経済規模を拡大再生産する役割を期待されている。自動車産業しかり、電話産業しかり。たとえば、先日の日経に、今年度の携帯電話向けのインフラ設備投資予測は約2000億円という話が出ていた。さっき読ん

    Web2.0と対立する2つの世界(その2)なぜネット企業がいつまでたっても異端視されるのか? - michikaifu’s diary
    mac02quackey
    mac02quackey 2006/02/10
    「なぜ味方が少ないかというと、一言で言えば、雇用への波及効果が低いからだ。」
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