首都圏の鉄道会社で、最終電車の時刻の繰り上げが相次ぐなか、東京メトロも来年春にすべての路線で終電の時刻を最大で16分程度繰り上げると発表しました。 終電の時刻を繰り上げるのは、東京メトロの9つすべての路線で、来年春のダイヤ改正に合わせて実施されます。 このうち、平日は、 ▼千代田線の北千住から綾瀬行きは、16分程度、 ▼東西線の東陽町から中野行きは、12分程度、 ▼銀座線の渋谷から上野行きや、 ▼丸ノ内線の新宿三丁目から池袋行きは、それぞれ10分程度、繰り上げられます。 これにより、午前1時台の運行はなくなり、3500人程度に影響が出るとみられるということです。 繰り上げの理由について、東京メトロは、夜間の保守点検や工事の作業時間を確保することや、首都圏の鉄道各社で終電の繰り上げが相次ぎ、乗り換えの駅で接続を考慮する必要があるためとしています。 東京メトロによりますと、夜間の保守点検などの