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  • ジェームズ・ウィリアムズのナイフDVDレビュー - 火薬と鋼

    ジェームズ・ウィリアムズのナイフ格闘教範DVDを3つ買ったので、簡単な紹介と感想を書く。ジェームズについては、ナイフ好きの人はコロンビア・リバー・ナイフ&ツール(CRKT)の短刀型ナイフ"Hissatsu"のデザイナーとして知っているだろうし、武術や近接戦闘、射撃技術のインストラクターとして知っている人もいるだろう。 今回のDVDは、いずれもCRKTのHissatsuやその派生モデルを使う想定で指導しているDVDだ。文章だけでは分かりにくいので、DVDの予告や抜粋の動画をつけておく。 3のDVDとCRKT Hissatsuトレーナー System of Strategy: Edged Weapons Use for Combat 2008年に出たDVDで、価格$39.00(値引き前は$45.00)で約28分というコストパフォーマンスに難のあるDVD。 内容は、HissatsuとHissa

    ジェームズ・ウィリアムズのナイフDVDレビュー - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/06/12
    武術の理に基づいたナイフ術に興味がある人向けDVDの話
  • システマを知らない人にシステマを紹介するための動画 - 火薬と鋼

    今回はロシア武術システマの動画について書いてみる。 個人的な話になるが、システマどころか格闘技全般についてほとんど知らない家族や友人にどのようにシステマを紹介するかという問題があって、その対応として一般人にシステマについて伝えられる動画についてまとめてみた。 動画そのものを紹介する前に、格闘技を扱う動画の難しさについても少し書いておく。 システマのようにマイナーな格闘技というのは、門外の人にとって知る機会が限られている。興味がある人や漫画など創作の題材にする人は、まず資料(、雑誌、ビデオ)に目を通す事が多い。中でも手軽に見られるネット動画をチェックする人が多いはずだ。システマの体験・見学に来る人にも、動画を見たという人がよくいる。 しかし限られた映像で未知の格闘技について理解するのは困難なことだ。実際の動きと見た人の理解には結構ギャップが生じる。特にシステマは伝統の型のような固定的な技が

    システマを知らない人にシステマを紹介するための動画 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/06/05
    これで理解されるかというとあまり自信がない。/他の格闘技・武術の人による一般向け紹介が見たい。
  • ごんぎつね殺し - 火薬と鋼

    ごんぎつねの感想の件が一部で盛り上がっている。 私も小学生の頃、ごんぎつねを読んで、妙なことを考えたことがある。 小学校4年生の頃、私は親の蔵書を読むのが好きで、横溝正史やアガサ・クリスティを読み漁っていた(山田風太郎もその頃読んだ)。そういう読書体験があると他でも話の裏を読もうと色々と考えてしまうものである。 国語の教科書にあった「ごんぎつね」を読んで気になったのは、語り手の茂平が来知るはずのない事柄を詳しく知っていることだ。兵十についてよく知っているのは伝聞だとか交流があったとか推測できるが、ごんについても色々と知っているのは子ども心に納得がいかなかった。 この疑問に対して、前述した作家の小説から影響を受けていた私は「茂平犯人説」を思いついたのであった。兵十に対するいたずらやその贖罪は実は茂平が行っていたものだったのだ。 しかし狐が登場する部分と茂平の関わりに整合性がとれず(当たり前

    ごんぎつね殺し - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/05/10
    その後国語で習った「大造じいさんとガン」では「残雪は狼王ロボに似ている」という趣旨の感想を言った記憶がある。他に読んだ本と関連づけるというのが一つのパターンだったのだろう。
  • 第二次世界大戦と軍隊格闘技 - 火薬と鋼

    第一次世界大戦と軍隊格闘技 - 火薬と鋼の続編。 と言っても前回のように多くの国の例は出さない。この時期、ほとんどの国では第一次世界大戦前後の軍隊格闘技を引き継いでおり、劇的な変化というものは限られているからだ。研究や変化自体はあったが、第一次大戦のような大規模な影響となると限られている。 そんな中から、今回は第二次世界大戦期に広まり、後に影響を及ぼした英米の近接戦闘技術体系であるフェアバーン・システムを中心に説明する。 W.E.フェアバーンの時代 1940年、ドイツ軍がポーランドを始めにヨーロッパ各国への侵攻を開始すると、イギリスは占領された地域で破壊工作やレジスタンスの支援を行なうため、特殊作戦執行部(Special Operations Executive, SOE)を創設した。同様にアメリカも1941年に情報調整局を設立、それが1942年に戦略情報局(Office of Strat

    第二次世界大戦と軍隊格闘技 - 火薬と鋼
  • 図書館委託と人員確保 - 火薬と鋼

    図書館(公共や大学ほか)の民間委託について、人員確保の面から書いてみる。 図書館の民間委託について、色々話題になっているが、この点はあまり知られていないと思う。 複数の図書館委託企業で働いた経験を元にまとめてみた。 図書館委託の人集め 委託会社では「常に多くの人材をプールして契約が決まったら送り込む」という方式はあまりとらない。委託の契約が決まってから契約条件にあわせて募集を出し、人員を集める。この他に委託会社は登録制度と言ってフリーの人材を履歴書や面接などで登録しておき、契約が決まれば条件にあった登録者にも声をかける。また、他の図書館に委託として入っているスタッフに異動してもらうという事もある。 予定通りの人数やスキルの持ち主が常に揃うとは限らない。登録者は大体別の仕事についてしまっているか条件が合わない。ほとんどの場合は募集した人員と他からの異動で対処している。登録者が入る例は多くない

    図書館委託と人員確保 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/04/26
    委託の世界は死屍累々。何人の人がこの世界を去っていったことか。
  • 第一次世界大戦と軍隊格闘技 - 火薬と鋼

    第一次世界大戦は、それまでの戦争とは異なる戦術を生み出した。この変化は、白兵戦や徒手格闘といった軍隊格闘技にも影響を与えている。 今回は、第一次大戦前後の白兵戦における武器術も含めた軍隊格闘技、近接格闘の話を書いてみたい。 第一次大戦前・銃剣と軍刀 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、軍における格闘技というのは基的に軽視されていた。 戦争はほとんど砲と銃で戦う時代であり、この時代の近接戦闘と言えば主に騎兵が使う軍刀(サーベル)と、歩兵がライフルに装着(着剣)して槍のように使う銃剣で戦うことだった。特に後者は、多くの歩兵が使うため訓練している軍が多かった。 例えばアメリカでは、1852年に米軍初の格闘マニュアル*1が公刊されているが、これはジョージ・マクレラン(wikipedia:ジョージ・マクラレン)がフランスの銃剣術マニュアルを翻訳したものだ。この時代の銃剣術は、フェンシングの技術

    第一次世界大戦と軍隊格闘技 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/03/08
    ちなみにこの頃の軍で柔道・柔術の指導をした外国人の目録や段は低く、ほぼ初段・2段程度。
  • 「関ヶ原でメッケルは西軍が勝つと言った」件 - 火薬と鋼

    メッケルが関ヶ原の布陣図を見て「西軍の勝ち」といったのは創作の疑いがあるという話と当時の混乱した状況 - Togetterを読んで気になったので、ちょっと書いておく。私の記憶では司馬遼太郎より前の海音寺潮五郎の著作に同じ内容があったからだ。図書館で借りて改めて内容を確認するのに時間がかかった。 さて、歴史小説作家が史料を都合よく引用したり無視したり歪めたりというのはよくあることだ。程度によっては読者を騙して嘘を広めている迷惑な話とも言える。その一方で、そうした操作があったほうが面白いというのはありうることだし、小説歴史の知識の元にする読者の態度も批判されるべきだろう。また、読者が騙されるのはある程度しょうがないかもしれないが、自分で調べもせずに司馬の話を孫引きしているプロの物書きもいるわけで、そちらはフォローのしようがない。 今回の件については、次の三つの可能性がある。 ・メッケルが実際

    「関ヶ原でメッケルは西軍が勝つと言った」件 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/03/02
    ネットで引用されてるのは微妙に違っていることがある。
  • 至近距離で困った時のライフハック・拳銃で人を殴れ - 火薬と鋼

    ウチではもはや定番の話題の一つ。困った時に使える技を紹介しよう。そこらのライフハック記事ではちょっと紹介されていないテクニックだ。 近すぎる距離での銃 一般に、近接戦闘で相手に銃を捕まれるほどの距離だと、銃を持っている側が有利になるとは限らない。 例えば屋内の戦闘で、物陰や角に隠れた相手が飛び出してきていきなりこちらの銃をつかんだらどうなるか? あるいはナイフを持って襲い掛かってきたら? こうした時に対処する技術は、軍や警察の特殊部隊向けに研究・訓練がなされている。以前書いたナイフと銃を同時に構える技術 - 火薬と鋼もその一例だ。 米軍特殊部隊向けの格闘技Special Operations Combative (SOCP)では至近距離の相手をコントロールし、銃が使える体勢や距離を作る技術が教えられている。 システマだとSonny Puzikasらが相手をコントロールして撃つ技術を教えてい

    至近距離で困った時のライフハック・拳銃で人を殴れ - 火薬と鋼
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    machida77 2013/02/22
    銃に対して素手やナイフでどう対処するか、という想定はフィクションでもよくあるが、このように逆の立場から想定された技術も現実にある。
  • ロープファイティングの技(動画GIFテスト) - 火薬と鋼

    動画GIFで格闘技の技の紹介ができるかのテストとして、ロープファイティングの技を紹介する。 関連記事:知らないようで知っているようでやはり知らないロープでの戦い方 - 火薬と鋼 出典はDVD"Рукопашный бой в сложных условиях(困難な状況での白兵戦)"から。 一つ目。カドチニコフ・システマのロープファイティング。ナイフ獲り。 紐状のもので輪を作り、思い切り両側に引くことでナイフを落とす技はベルトでもやっていた。 二つ目。同じくカドチニコフ・システマのロープファイティング。テイクダウン。 ただ絡めて引っ張るのではなく、引きやすい体勢を作っているのがポイント。 一つの技にかかる時間が長いと容量が大きくなるのがネックだが、元となる映像次第では動画GIFでの紹介は使い道がありそうだ。

    ロープファイティングの技(動画GIFテスト) - 火薬と鋼
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    machida77 2013/02/08
    GIFアニメーションで技の紹介ができるか試してみた。
  • ニセ科学と図書館分類の判断 - 火薬と鋼

    ここ数日、ニセ科学のをどう分類するかについてはてなブックマークで話題になったので、それに関して書いておく。 前提として まず、図書館の分類は主題の正誤や善悪の価値判断を示すためのものではない*1。科学的に正しいかどうかによって分類を「自然科学」からはずすかどうかを決めたりはしない。 そうした判断を取り入れると、政治・思想・宗教あるいは科学的な異論を含め、無数の介入、バイアスの存在を許すことになるからだ。図書館ではID論の図書をキリスト教に分類せず、進化論のとして分類するし、偽史資料に基づいた歴史もフィクションではなく歴史に分類している。ニセ科学のだから自然科学の分類ではない分類にする、という単純な判断はしないし、すべきではない。 しかし、分類を検討しなければならない場合はある。 判断をする例 図書館が全く内容の判断をできない・しないというわけではない。何かを偽装したものに関しては、

    ニセ科学と図書館分類の判断 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/02/08
    4年前に書いておくべきだったエントリ。
  • 足に乗る猫 - 火薬と鋼

    座っている人の足に乗る京。 もともと立っている人の足の甲に乗るのが好きなではあったが、なぜこういう体勢でも足にこだわるのか。

    足に乗る猫 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/02/03
    ねことわたし。
  • システマの射撃技術とモディファイド・プローン - 火薬と鋼

    システマに射撃技術について少し書いておく。 システマならではのタクティカルシューティングテクニックというと、移動しながら、あるいは体勢を変えながらの射撃が最も特徴的と言っていいだろう。イメージしにくいと思うので、動画を見てほしい。 システマのDVD『Gunpoint Supremacy』より 軍の訓練で同様の技術が使われているのを見ることができる動画もある。 ロシア軍第22独立親衛特殊任務旅団の訓練動画 銃を持ったまま、柔軟に地面に落ちたり移動したりする技術が分かると思う。 こうした技術には、欧米の射撃の技術体系とは必ずしも合わないものもあるが、評価されているものもある。 システマと関わりが深い射撃技術に「モディファイド・プローン」、「スペツナズ・プローン」などと呼ばれる低い姿勢でのシューティングポジションがある。「ニーリング・プローン」などとも呼ばれる。スペツナズ・プローンと呼ばれていて

    システマの射撃技術とモディファイド・プローン - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/01/30
    タイトルでは分からないけど実は日本の古流剣術をシューティング・テクニックに応用した話でもある。
  • 図書館と護身防犯用品 - 火薬と鋼

    図書館と危険については、特に問題利用者論において研究がなされてきた。実務的なレベルの話では次のがある。 図書館が危ない!―運営編 作者: 鑓水三千男,中沢孝之,津森康之介出版社/メーカー: エルアイユー発売日: 2005/06/01メディア: 単行 クリック: 12回この商品を含むブログを見る多くの図書館では職員が力で暴力的な問題利用者に対処するという状況は想定されていない。普通は口頭で対応、それでも問題が継続・悪化するようであれば警備員や場合によっては警察への通報によって対応する。従って図書館界ではそこに至る前の過程を重視している。 しかし、図書館職員がそういった暴力行為を止める、あるいは拘束しなければならない事態というのも稀に発生する。上で紹介した『図書館が危ない! 運営編』でも、問題利用者への対応のために木刀や金属定規を備えた図書館についての言及がある。また、図書館職員が実際に取

    図書館と護身防犯用品 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/01/25
    図書館司書はこういうことも考える(当社比)/公共図書館にいた時、暴力またはその一歩手前になる酔っ払いと右翼団体には相当困らされた。
  • 『キラー・フード』の情報を追って - 火薬と鋼

    今回は、あるの記述の気になった点を追った経緯を書いてみる。 「酵素栄養学」という、一種の民間療法がある。品に含まれている酵素が健康に影響するという考え方に基づいている。酵素や栄養学といった一見科学っぽい用語を使っているが、実は科学的な検証を経たものではなく、信頼しがたい内容のものだ。(→wikipedia:酵素栄養学) この酵素栄養学の草分け的存在であるエドワード・ハウエルの著作の日語訳『キラー・フード : あなたの寿命は「酵素」で決まる』(現代書林, 1999)で、おかしな部分があるというエントリをどらねこさんが書かれた。 みずまし - とらねこ日誌 「書は20年かけて書き上げた約700ページにのぼる『酵素栄養学』の要約である。」とカバー著者略歴にあるのに、原著であるEnzyme nutritionは175ページしかないというのである。 これを読んで、の記述に何か根拠があるのか

    『キラー・フード』の情報を追って - 火薬と鋼
  • なぜ本で戦うか〜システマを例に〜 - 火薬と鋼

    先日の図書館司書・書店員必見!や雑誌で戦う技術 - 火薬と鋼はかなりの反応があった。しかしや雑誌で戦う必要性は、あのエントリでは分からない人が多かったのではないかと思う。 ああいった日用品を武器にする技術は、素手より攻撃・防御の能力を上乗せし、特に相手が武器を持っている場合に有効である。であれ何であれ、素手で戦うよりも防御・攻撃の安全性や攻撃範囲は増すのである。 英語ではこうした武器をimprovised weaponと呼んでいる。無理に訳せば即席武器、代替武器といったところだろうか。武器が使えない状況での護身技術として軍でもimprovised weaponの研究はされており、多くの軍隊格闘技では身の回りの物を武器として扱う技術を教えている。 そうした技術の中でちゃんとした資料があるものと言えばロシアの特殊部隊の格闘技システマだろう。DVDが発売されている。 システマのDVD「Im

    なぜ本で戦うか〜システマを例に〜 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/01/15
    前よりさらに人を選ぶ内容。
  • 図書館司書・書店員必見!本や雑誌で戦う技術 - 火薬と鋼

    図書館司書はで戦うことができると思われているフシがあるので、そういう技術を紹介することにも一定の意義があると思う。もちろんや雑誌があれば書店員でもその他の職業の人でも可能だ。や雑誌を使う格闘技術映画「ボーン・スプレマシー」や「ボーン・アルティメイタム」に登場しているが、空想のものではない。 今回はフィリピン武術「パナナンダタ」の技法を元に日用品を武器として扱うテクニックを解説したDVD(ESPY-TV社のMartial Arts Video Pananandata 6)から一部を紹介する。 パナナンダタの動画 パナナンダタはフィリピン・ルソン島のタガログ語文化圏の武術である。他のフィリピン武術(カリ、エスクリマ、アーニス等)と共通している部分もあるが、独自の技術・武器がある。例えば多くのフィリピン武術で使われるスティックは約65〜75cm程だが、パナナンダタで使われるスティックは約

    図書館司書・書店員必見!本や雑誌で戦う技術 - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2013/01/11
    本も武器になるが、実は図書館で最も強力かつ扱いやすい武器はブックトラックである。
  • 図書館司書のための格闘技・武術分類講座 - 火薬と鋼

    図書館司書として、格闘技や武術・武道に関わる資料の選書、分類やレファレンスで知っておくと便利な知識を書いておこうと思う。 先日公開した書きかけ記事は利用者向けの話だったが、これは図書館で働く人間のためのものだ。長々と書いたが、実際にはここまで全てに注意することはないだろうし、注意しなくとも問題のないことが多い。 日十進分類(NDC)9版の分類別にポイントを書いていくこととするが、話は分類のためのものに留まらず、他の領域の業務にも少し関わる事柄を解説する。 788 相撲. 拳闘. 競馬 格闘技のための分類には日十進分類では主に788と789の2つがある(例外もある)。 このうち、788は"Combat sports"、789は"Military arts"とあり、788は戦いを行う競技、789は戦争・戦闘のための技術である。素手で行う格闘技で競技・イベントとして成立したものが788以下に

    図書館司書のための格闘技・武術分類講座 - 火薬と鋼
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    machida77 2013/01/05
    書いてみたら皆知ってそうな話になった…。
  • 誰が読むのか分からない火薬と鋼の2012年ボツネタ2つ - 火薬と鋼

    2012年ボツ王決定戦!フルタ製菓×はてなブログお題キャンペーンということで没記事を投稿してみる。自分の場合、ボツネタは書きかけで終わっているものしかない。これは書いていて資料不足だとか受けが悪いとか途中で気づいて書くのを止めたためだ。 没エントリその1「社会人なら知っておきたいククリ技術」 ククリ、あるいはグルカナイフと呼ばれる大型の湾曲したナイフは、その特徴的なシルエットやグルカ兵の伝説的な強さとあいまってマンガなどにも登場している。その一方で、このナイフの用法についての知識が広まっているとは言いがたい。 そこで、今回はククリの戦闘技術について解説しよう。来年社会人になる学生は、そろそろ自分のククリくらい買う時期だろう。 ククリとは? 呼び方が複数あって紛らわしいし、中には知らない人もいるだろうからナイフそのものも簡単に説明する。 ククリはネパールおよぼインドの一部で使われるナイフで、

    誰が読むのか分からない火薬と鋼の2012年ボツネタ2つ - 火薬と鋼
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    machida77 2013/01/03
    タイトルを修正/id:Asayさん 空手・テコンドー・太極拳以外の中国拳法・少林寺拳法・日本拳法は全て同じ分類です。
  • 映画「ザ・レイド」のトンファーを使うシーンからあれこれ - 火薬と鋼

    映画「ザ・レイド」はシラットを中心にアクションシーンの見せ場が多い。 全てのアクションについて何か書いておきたいくらいだが、厄介なのでそこまではできない。 今回はトンファー(サイド・ハンドル・バトン)が登場するあるシーンに絡んだ話を書いておく。 「ザ・レイド」のシーン ・トンファーと言うと中国拳法か空手の武器として知られているが、東南アジアの武術(カリ、シラット等)でも使われている。 ・トンファーは架空の世界にもよく登場している。日でも映画漫画ゲームなどに登場する武器として知った人が多いはず。しかし「ザ・ レイド」での活躍は他より優れていると言っていいだろう。 ・『新米婦警キルコさん』のアレはオーソドックスなトンファーの用法では使えないと思う。 ・現実世界のトンファーが欧米でよく使われるようになったのは1974年にアメリカのモナドノック社がトンファー型の警棒PR-24を発売してから。

    映画「ザ・レイド」のトンファーを使うシーンからあれこれ - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2012/12/27
    映画の解説というよりはトンファーの解説になった。
  • 現代ロシア軍ナイフを知ろう - 火薬と鋼

    軍装備品のマニアやナイフのマニアの間でも、現代ロシア軍のナイフはあまり知られていない。これは、単純に情報がないということもあるし、民間人への販売がほとんどされていないせいもある。このため漫画ゲームロシア軍兵士・元ロシア軍兵士といったキャラクターでも、ナイフに関してはあまりよく考証されていないことが多い。 今回は、2012年までの現代ロシア軍のナイフについて、分かる範囲で情報を伝えよう。 民間のナイフ製造会社の時代の始まり ソ連時代、軍用ナイフは国営工場、軍の兵器工廠で製造されるものだった。ソ連崩壊後、こうした体制は一新され、1992年からロシア軍は民間企業のナイフを購入するようになった。 1990年代、どういう訳かロシア軍は典型的な「サバイバルナイフ」を数多く企業から購入している。ブレードの片側にノコギリがある、あるいはパイプ状のハンドルにサバイバルギアが収納できるというものだ。この時

    現代ロシア軍ナイフを知ろう - 火薬と鋼
    machida77
    machida77 2012/12/01
    ロシア軍モノかナイフに興味がある人向け。