ブックマーク / science.srad.jp (26)

  • 稲の多年草化栽培がアジアで広がる | スラド サイエンス

    農業新聞の記事によると、アジア各国で稲の多年草化栽培が進んでいるという。多年草化栽培は一度植え付けた稲を連続3から4年間、多年草のように繰り返し収穫する方法で、種も苗も毎年買う必要がないなど、生産コストを大幅に削減することができる(日農業新聞)。 中国は雲南大学を中心に稲の多年草化栽培の研究・開発を進めており、多年草化した稲を使用すると毎年、二期作の収穫が可能。平均生産量は、1ヘクタール当たり年間6800キロと一般の米の生産量並みとなっているという。また生産コストに関しても、季節ごとに46.8から51%を削減できるとしている。中国のほかにもラオスやミャンマー、タイなどでも同様の試験が開始されているという。日でも一部農家で稲の多年草化栽培をおこなっているところもあるようだ。 pongchang 曰く、 早生で地球温暖化で2番穂も稔るがカメムシ対策も大変な今日この頃。 雲南省を中心に稲

  • 気体から固体への状態遷移は「凝華」表記に | スラド サイエンス

    2022年年度の化学教科書からは使用する用語に大きな変化があったそうだ。啓林館の教科書用語の変更を説明した資料によれば、固体から気体に変化する状態遷移を従来と同じく「昇華」、気体から固体に変化することを新たに「凝華」と呼ぶことになったという。従来はどちらも昇華と呼称していた。このほかにも化学式のうちイオンを表す化学式を「イオンの化学式」と呼んだり、これまでは3~11族元素を「遷移元素」として扱っていたが、BeとMgがアルカリ土類金属になったことでこれも3~12族元素に変更されるなどしている。経緯の一部に関しては理系のための備忘録の記事が詳しい(啓林館 教科書用語の変更について[PDF]、難関大に行きたい人へさんのツイート)。 nemui4 曰く、

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    machida77 2022/09/13
  • ナイフを持ったサルが1週間も街を徘徊。ブラジル | スラド サイエンス

    ブラジルではサルまでもが両手でナイフを持ち、街を歩き回っているようだ。ナイフを持つサルが現れたのはブラジル北東部ピアウイ州クーラント市。地元住民によって撮影された動画によれば、持っているナイフはサルの身長とほぼ同等の大きさがあり、レンガの壁に向かってナイフを研いでいるようにも見える仕草を見せたりしているそうだ。ショッピングセンターのバルコニーに座り、壁の端にナイフを突き刺したりしているという。このサルが発見されてからすでに1週間以上が経過している模様(Metro News、Techinsight)。

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    machida77 2022/07/05
  • ロシアの発明家が製作したライトセーバー、世界初のリトラクタブルライトセーバーに認定される | スラド サイエンス

    ロシアの発明家 Alex Burkan 氏が製作したライトセーバーが「世界初のリトラクタブルライトセーバー」としてギネス世界記録に認定された (Guinness World Records のニュース記事、 動画)。 ギネス世界記録では 2020 年 12 月にカナダの Hacksmith Industries が製作したライトセーバーを世界初のリトラクタブルライトセーバーに認定しているが、こちらはプロパンと酸素のボンベを入れたバックパックを背負ってガスを供給する必要があるため、原始的なリトラクタブルライトセーバーとしての認定だった。Burkan 氏のライトセーバーは柄の部分に電解槽が組み込まれており、外部からの供給なしに水素と酸素を任意の圧力で生成できる。 基的にいずれのライトセーバーも炎が 1 m 程度まで伸びるバーナーであり、鉄板などを切ることはできるものの、映画のようにライトセー

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    machida77 2022/01/30
    小型バーナーのライトセイバー
  • 京都大学、片方向のみ電気抵抗をゼロにできる超伝導ダイオード効果を持つ材料を発見 | スラド サイエンス

    京都大学の小野輝男教授らの研究チームは、一方向に電流が流れる場合のみ電気抵抗がゼロとなる「超伝導ダイオード効果」を初めて観測したそうだ(京都大学、nature、natureアジア、Engadget)。 現在使われているダイオードは半導体ダイオード中心だが、電気抵抗によってエネルギー損失が発生し、それにより発熱が起きている。このエネルギー損失をゼロにできれば、低消費電力で発熱の少ない回路が生み出せる。 今回、研究チームの開発した超伝導ダイオードは、ニオブ(Nb)層、バナジウム(V)層、タンタル(Ta)層から構成される人工超格子で実現されているという。通常のダイオードのように異なる素材を真ん中で接続するのではなく、複数の素材を繰り返し積層される形で⼈⼯的に作製された結晶格⼦が使われている。研究ではこの超伝導人工格子上で超伝導ダイオード効果が起きることが実証されたとしている。

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    machida77 2020/08/27
  • 長崎南高校科学部、段ボールとビニール、100円の除菌スプレーで作った無菌装置で植物の組織培養に成功 | スラド サイエンス

    長崎県・長崎南高校の科学部が、段ボールと市販の除菌スプレー、ビニールを使った安価な無菌室で植物の組織培養を行うことに成功したという(西日新聞)。 同科学部では、絶滅危惧種のナガサキギボウシを培養する試みを行っていたという。しかし、通常こういった植物の組織培養に使われる無菌装置は200万円ほどで、高校の部活では導入が難しい。そこで同科学部では段ボール箱を使った無菌装置の開発を行ったそうだ。 当初は次亜塩素酸ナトリウムを使った殺菌を試みていたが、顧問の教師が冗談半分で100円の除菌スプレーを提案したところ、無菌状態を保つ効果を確認できたという。 この装置を使って1年ほどの再現実験も行われており、ナガサキギボウシやレタス、ジャガイモなどの培養に成功しているとのこと。

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    machida77 2019/10/26
  • 豪RMIT大学、文字で書かれた情報を記憶しやすくなるという書体「Sans Forgetica」を公開 | スラド サイエンス

    文字で書かれた情報を記憶しやすくするという欧文書体「Sans Forgetica」をオーストラリア・RMIT大学のタイポグラフィー専門家と心理学者が開発し、フォントを無償公開した(RMIT大学のニュース記事、 The Guardianの記事、 BetaNewsの記事、 The Next Webの記事)。 Sans Forgeticaは学習にあたって一定の努力が必要となるような障害を加えることで認知処理を向上させ、より記憶を維持できるようになる「望ましい困難さ(desirable difficulty)」と呼ばれる学習の原則を使用して開発されたものだという。この原則によれば、読みやすい文字で書かれていれば読み流してしまい記憶に残らないが、文字を読みにくくすることで読むのに必要な時間が長くなり、記憶が維持されやすくなる。 そのため、Sans Forgeticaの書体は左に傾き、線の一部が省略・

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    machida77 2018/10/09
  • 古代エジプトの遺跡から世界最古のチーズが見つかる | スラド サイエンス

    古代エジプト・メンフィスの遺跡から世界最古のチーズが発見されたそうだ(ACSのニュースリリース、 論文アブストラクト、 SlashGearの記事)。 この遺跡は紀元前13世紀にメンフィスの首長などを務めていたPtahmesの墓。最初にPtahmesの墓が発見されたのは1885年だが、その後砂漠の砂に埋もれて場所がわからなくなっていたという。再び発見されたのは2010年。それから数年経って考古学者が発見した壊れた壺の1つに、白っぽい塊と蓋に使われていたとみられる帆布が入っていたそうだ。 この塊はサンプルを分析して検出されたペプチドから、牛乳および羊乳または山羊乳で作られた乳製品であることが判明する。帆布の特徴は液体ではなく固形物を保存するのに適していることを示しており、それを否定するような証拠もないことから、この塊はチーズだったとの結論に達したとのこと。 また、検出された他のペプチドにより、

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    machida77 2018/08/19
  • 頭が2つあるサメが発見される | スラド サイエンス

    地中海で「頭が二つあるサメ」が発見された(ナショナルジオグラフィック)。 発見されたのは「アトランティック・ソーテール・キャットシャーク」という種の固体。ただし発見されたのは成体ではなく、胚段階のもの。心臓血管系の研究のために797個の胚を収集したところ発見されたそうだ。それぞれの頭部には口、両眼、脳、片側5つのえら穴が1組ずつ備わっていたという。 こうした固体が生き延びることは少なく、また生まれた後に外界にでたとしても目立つためすぐに捕されてしまうため、実際に双頭のサメが外を泳ぐ姿を見られる可能性はほぼないようだ。

    頭が2つあるサメが発見される | スラド サイエンス
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    machida77 2016/11/01
    「ダブルヘッド・ジョーズ」https://www.youtube.com/watch?v=9aXirpTAs50は実在するか。
  • 太陽の「重力レンズ」を用いた超巨大望遠鏡 | スラド サイエンス

    今日の技術では太陽系外惑星の表面を観測することなど夢物語であるが、太陽を「重力レンズ」として用いることで、全長数百天文単位にも上る超巨大な望遠鏡を作り出し観測するという途方もない案が考えられているようである(NEWS PICKSの記事、MIT Technology Reviewの元記事)。 光が天体の重力により曲げられて生じる「重力レンズ」はブラックホールや銀河といった超巨大な天体でよく知られる現象であるが、太陽においてもわずかながら発生している。そこで、太陽の重力レンズの焦点となる太陽から550天文単位の位置に望遠鏡を設置することで、かつてない規模の超巨大な望遠鏡を作り上げることができるということである。この望遠鏡の性能は素晴らしく、すべてが順調に進めば光の強度は10万倍にもなり、地球から35光年離れた太陽系外惑星の表面を1kmの解像度で観測することが可能になるという。 もちろん実現のた

  • 窓ガラスに張る遮熱フィルムには「室温」の上昇を抑える合理的な根拠はない | スラド サイエンス

    「窓ガラスにフィルムを貼るだけで室温の上昇を抑えられる」という「遮熱フィルム」について、「合理的な根拠がなく景品表示法違反に当たる」として消費者庁がダスキンに対し再発防止を求める措置命令を出した(スポニチ、日経新聞)。 ダスキン側はフィルム製造会社が行った測定実験を根拠にしたものと主張していたが、実験では窓際15cmの場所での測定を行っており、消費者庁は室温を適切に測定したものではないと判断、措置命令につながったようだ。

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    machida77 2015/12/15
    ダスキンの件。遮熱フィルムについては今年2月にも他社への措置命令があった。http://www.caa.go.jp/representation/pdf/150227premiums_1.pdf
  • 「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス

    最近ではお金を出せば低レベルの学術論文でも「国際会議論文」もしくは「学術研究論文」として受理する組織が急増しており、問題となっています。これらはそれぞれ「predatory conference organizer」や「predatory journal publisher」と呼ばれています。こういったところに論文を投稿した場合、信用を失い、業績にも書けないという問題が発生することから、コロラド大学図書館のJeffrey Beall司書がこのような組織をまとめた「Beal's list」を公開しています。 驚くべき事に、2015年度版のpredatory publisherには700近くのエントリが掲載されています。このリストの妥当性に関しては意見が分かれるところですが、研究者としては内容を理解しておく必要はあります。 さて、多くのpredatory publisherのwebサイトは、利

    「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス
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    machida77 2015/12/07
    コメントでつっこまれているようにデータの扱いや訳が適切ではない。
  • 筑波大学、発表論文を原則オープンアクセスにする方針を決定 | スラド サイエンス

    筑波大学が「筑波大学オープンアクセス方針」を採択した(サイエンスポータル)。 近年は学術雑誌の価格高騰が問題視されており、それに対して無償で論文を公開するオープンアクセスという動きが広まっている。筑波大学はつくばリポジトリというサイトを運用しており、これまでも著者の許諾を得た同大学発の研究成果を無償で公開していたが、今後は学術雑誌に掲載された論文等について、原則としてすべてつくばリポジトリ上で公開されるようにするとのこと。また、つくばリポジトリ上のコンテンツインデックスは国内外の論文検索用のサーバーにも提供されるという。

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    machida77 2015/11/27
  • オレゴン州立大学、焼くとベーコンの味になる海藻を開発 | スラド サイエンス

    米オレゴン州立大学(OSU)の研究者がベーコンの味がする海藻の新品種を開発したそうだ(ニュースリリース、 OSUのニュース記事、 Consumeristの記事)。 ベーコン味の海藻はダルスと呼ばれる紅藻の一種を品種改良したもの。ダルスはミネラルやビタミン、抗酸化物質に富み、乾燥状態で重量の16%のタンパク質を含むため、昔から用にされている。新品種も通常のダルスと同様に材として使用できるが、油をひいたフライパンで焼くと海藻ではなくベーコンの味に変わるのだという。ベーコンの風味も強いそうだ。 この品種は当初アワビ養殖の飼料としてOSUのハットフィールド海洋科学センターで作られたもので、商用規模での実用化にも成功し、特許も取得している。海藻は同センターの水槽では15年にわたって育て続けられていたが、経営学部のChuck Toombs氏が栄養価の高さに着目して品開発を提案。焼くとベーコンの味

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    machida77 2015/07/19
    アメリカらしい/どこまでベーコンの味に近づいたかが気になる。
  • 電波望遠鏡が検知した謎の信号、正体は電子レンジからの電波だった | スラド サイエンス

    オーストラリア・パークス天文台の電波望遠鏡が謎の電波を検知していたそうだ。この「強力なバースト信号」の正体は当初不明で、深宇宙から来たものではないかと思われていたという。しかし、その正体は電子レンジに由来するものだったという(FUTURUS、National Geographics)。 この電波は1990年代から記録されており、当初は球電光もしくは飛行機、電波望遠鏡のどこかの部品から発せられるものではないかと思われていた。しかし調査を進めた結果、これらは同時に複数の地点から発せられている可能性が分かり、その発生源は地球近くのどこかである、ということまでは突き止められていたものの、長らくそれがどこから来ているのかは分からなかったという。 その後研究者らがこの電波の発生源を見つけるためにリアルタイム電波干渉モニタを設置したところ、1月に3つの信号を検知し、その結果「電子レンジがタイマーによって

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    machida77 2015/04/25
  • 社会心理学系雑誌BASPがPバリューによる仮説検定を全面的に禁止 | スラド サイエンス

    Basic and Applied Social Psychology (BASP)という社会心理学の雑誌がPバリュー(p値、優位確率)を使った仮説検定を全面的に禁止するポリシー変更を行ったようだ(Nature)。 この雑誌の編集者であり、New Mexico State Universityの心理学者でもあるDavid Trafimow氏らによると、Pバリュー5%における棄却率は甘すぎて質の低い研究を正当化するために悪用・乱用されているという。査読の段階でPバリューを含めた論文を送ってきてもよいが、掲載時にはPバリューは完全に取り除かれるとのこと。 Trafimow氏は「すべての学術雑誌からPバリューが消えるのが望ましい」と考えているそうだが、ではその他の統計手法で何が一番良いかは分からないそうだ。 このポリシー変更に対する科学者の反応は様々だが、University of Oregon

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    machida77 2015/03/10
    P値禁止という凄い話が。後で確認する。
  • Science誌が選ぶ「今年の大失敗」 | スラド サイエンス

    Science誌が「Breakdown + Breakdown runners-up」と題する記事を出している。今年に起きた「大失敗」について述べたもので、もっとも大きな物としてはエボラの感染拡大があり、また次点の3つの中にSTAP不正問題が入っている。 STAPに関しては、共著者が自分で命を絶ったこと、そして理研CDBの再編とスタッフの削減についても書かれている。次点のもう2つは、南極のBICEP2望遠鏡によってインフレーション理論を裏づける重力波を観測したという発表が、実は単なる塵を観測しただけではないかという論争になった、いわゆるBICEP論争と、米NSFと米下院科学委員会の論争に関するもののようだ。

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    machida77 2014/12/24
  • 薬物で時間の感覚を狂わせることで「懲役1000年」が実現できる可能性 | スラド サイエンス

    哲学者であるRebecca Roache博士率いるチームは、「未来の技術」によって変化する懲罰の形態を探っているという。その一つに、「薬物を使い懲役に服する期間を伸ばす」というものがあるそうだ(The Telegraph、slashdot)。 これは既に存在しているという「時間の感覚を歪める薬物」を使い、服役者の時間の感覚を遅くする、もしくは脳の働くスピードを速めることで、長い年月分の心の働きを短期間に収めるというもの。これを利用することで、「1000年の時間の単位に値する懲役」を実現できるという。 しかし、死ぬまで閉じ込めておくことと、脳を操作して長期間の懲役を実現した後に自由にすることのどちらが道理的なのだろうか。このような問いかけは単に「未来的」な懲罰を探るのではなく、未来の目から現在を見ることで懲罰の道理を再考することが目的であるとのことだ。

    machida77
    machida77 2014/03/25
    Bleachで見た。
  • 粘性の高いピッチのしずくが落ちる瞬間、ダブリン大学トリニティカレッジで撮影に成功 | スラド サイエンス

    アイルランド・ダブリン大学トリニティカレッジの研究チームは11日、漏斗に入れたピッチのしずくが落ちる瞬間を撮影することに世界で初めて成功した( トリニティカレッジのニュース記事、 Natureの記事、 家/.)。 瀝青やアスファルトとも呼ばれるピッチは非常に粘性が高く、漏斗からしずくが落ちるまでに10年前後を要する。有名な豪クイーンズランド大学の実験は1927年に開始され、これまでに8回滴下しているが、実際に落ちる瞬間は撮影できていない(/.J記事)。1944年に開始されたトリニティカレッジの実験は長い間忘れ去られ、実験が継続したまま棚でほこりをかぶっていたという。同大の物理学者らは最近になって観察を再開し、4月には誰でも観察できるようにWebカメラを設置していた。しずくが落ちたのは7月11日の午後5時ごろ。この実験で使われたピッチの粘性はハチミツの200万倍程度とのことだ。

    machida77
    machida77 2013/07/22
    先日報道された件。撮影できて何より。
  • 脳は他者への共感と分析的思考を両立できない | スラド

    「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧される、ということがケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究で明らかになったそうだ(EurekAlert!、家/.)。 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという