この記事はLinux Advent Calendar 2020 - Qiitaの1日目の記事です。 Tiny Core Linux(以下tcl)を使ってLinuxのブートプロセスを見てましょう。Tiny Core Linuxは軽量ディストリビューションで最小のisoイメージだと11MBほどです😃 ブートプロセスを見ると言っても電源onからの流れではなくてinitプロセスの実行に関する部分です。 この記事ではバージョン11.1のCore-current.iso を利用しています。 www.tinycorelinux.net isoファイルの構成 まずはtclのisoがどんな感じで構成されていて、Linuxを起動させるのか確認しましょう。 isoファイルの構成はこのようになっています。 $ sudo mount -o loop Core-current.iso ./mnt $ tree ./