国民新党の自見代表は21日、自民党本部で同党の河村建夫選挙対策委員長と会い、国民新党の自民党への吸収合併と共に、自らの自民党復党を要請した。 合併と復党要請の文書を受け取った河村氏は「党内で検討する」と述べた。 自見氏は会談後、記者団に「我々は保守なので、自民党に帰るのが筋だ」と語った。合併が実現すれば国民新党は解散(解党)することになる。同党には自見氏と、浜田和幸幹事長、野間健衆院議員の3人が所属しており、22日に3氏で解党問題について協議する方針だ。 自見氏は2005年、小泉内閣の郵政民営化関連法案に反対票を投じ、自民党を離党した。