アメリカのUCIワールドチームであるキャノンデール・ドラパックが、チーム存続の危機に瀕している。2018年から新たに契約予定だったスポンサー企業が突如撤退したことにより、来シーズンの予算が700万ドル(約7億7000万円)不足する事態に陥ってしまった。チームの運営会社であるスリップストリーム社は、所属選手・スタッフとの契約を解除することと、クラウドファンディングを活用して資金調達を行うことを発表した。 突然のスポンサー撤退による予算不足に 元々、アメリカ大手自転車メーカーであるキャノンデール社とのスポンサー契約は、2017年までとなっていた。キャノンデール社は、2018年以降も引き続きバイクサプライヤーとして、スリップストリーム社との関係を継続する予定ではあったが、予算は縮小されるため新たなスポンサーを探す必要があった。ツール・ド・フランス最終日の7月21日に、新たにアメリカのITメディア