国土交通省が1月29日、「ナショナルサイクルルート」の候補として新たに「トカプチ400」(北海道)、「太平洋岸自転車道」(千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県)、「富山湾岸サイクリングコース」(富山県)を選定した。今後、第三者委員会によって審査され、指定要件を満たせば、日本を代表する自転車道として国内外にPRされる。 「ナショナルサイクルルート」の候補に選ばれた「トカプチ400」(北海道)、「太平洋岸自転車道」(千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県)、「富山湾岸サイクリングコース」(富山県) 提供:国土交通省 「トカプチ400」は北海道帯広市を発着点に上士幌(かみしほろ)町から大樹(たいき)町までを結んだルート。道内の国道で一番標高の高い峠から見える景観が特徴だ。 「太平洋岸自転車道」は千葉県銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の太平洋岸を走り、
サイクルアパレルメーカー・ウエイブワンの直営店「KAPELMUUR 渋谷cocoti店」(カペルミュール シブヤココチテン)が実施するサイクリングイベント「ココチライド」が11月23日、栃木県益子町で開催された。雲一つない晴天に恵まれたイベントには15人が参加。約42kmのサイクリングでは、地元のそば屋やカフェに立ち寄ったほか、創業80年の歴史ある益子焼の窯元「えのきだ窯」、歴史遺産「小貝川橋梁」などを見学し、益子町の魅力を満喫した。 ライドの後半に立ち寄った益子焼窯元共販センターの「ぽんたくん」とカペルミュールのライオンポーズで記念撮影する参加者 Photo: Kairi ISHIKAWA 「ココチライド」とは 「ココチライド」とは、ウエイブワンが展開するオリジナルサイクルウェアブランドの「カペルミュール」直営店、「KAPELMUUR 渋谷cocoti店」が実施するライドイベントだ。 2
ツールドフランス2020、第1ステージ等を見て疑問に思ったので質問させていただきます。 選手たちはもちろんヘルメットで頭を守っていますが、なぜ落車によってケガを負いやすい腕や脚、お尻にはプロテクターを付けないのでしょうか? 選手たちは自分の身体よりレースの結果を重視しているようで落車が起きる度に選手のことが心配になってしまいます。 (20代男性) コロナ禍の中、なんとかシャンゼリゼまで完走できた今年のツール。本当に感動しましたが、ご質問の点は僕としても問題だと思っています。安全装備の問題は、あまり話題にしている人が少ないのが残念ですね。 たしか、僕が解説を務めた第1ステージでも安全装備について触れた記憶がありますので、たぶん質問者さんはそれをお聞きになったのかもしれませんね。 安全装備について考えるとき、僕が思い浮かべるのはモータースポーツです。モータースポーツの世界では、実は無制限のスピ
「ロードバイクをメンテナンスしたいけど、何を用意したらいいのだろう」という疑問を抱くビギナーも多いはず。そこで、今回からプロショップで豊富な経験を持つメカニックの村田悟志さんが持っておきたい工具やアクセサリーの種類、その使い方を解説。今回は基本的な工具の知識と、揃えておきたい整備用グローブ、エプロン、作業用スタンドについても紹介します。正しく用途や使い方を理解して、愛車のメンテナンスを楽しみましょう! ラモーン村田が工具の種類と基本的な使い方を解説! Photo: Shusaku MATSUO 2020年前半は新型コロナウイルスによって外出が制限され、練習には行けない、レースは中止、各種イベントも自粛と。皆さん、楽しみにしていた事が軒並みできなくてストレスが溜まったと思います。 最近になってようやく、外出自粛が段階的に解除されてきたわけですが…もしも愛車が「自粛期間中ずーっとローラー台に固
ヘルメットの重要性 1回目の記事でも書きましたが、自転車事故死傷者の損傷部位の傾向はダントツで頭部がナンバー1です。手足の怪我は生命にかかわることは少なくても、頭部は命取りになります。頭部損傷における死亡リスクを低減するためにヘルメットを着用することは議論の余地がありません。 交通事故総合分析センターが発行する『ITARUDA INFORMATION 交通事故分析レポートNo.97』によると、「ヘルメットを着用しないと、頭部損傷の死者率は4倍」という結果が出ています。言い換えると、ヘルメットを着用するだけで死亡リスクは4分の1に抑えられる、ということです。 頭にフィットするかどうか ヘルメット選びは靴選びのようなものです。いくらかっこよくても、フィットしていなければ使い物になりません。ヘルメットの見た目も大切ですが、なにはともあれ頭にフィットするか、痛みや不快感はないか、大きすぎず小さすぎ
2019年も残すところあとわずか。年末企画として、『Cyclist』執筆陣が選ぶ「今年の注目ニュース」をお届けします。フォトグラファーの砂田弓弦さんが注目したのは「世界選手権男子アンダー23で1位ゴールをしたニールス・エークホフの失格処分に関する裁定について」です。砂田さんの指摘は、ロードレースのルールの在り方を考えさせるものとなっています。 ◇ ◇ 失格処分となったニールス・エークホフ 今年、最も印象に残っているのは、9月下旬にイギリス・マンチェスターで行われた世界選手権男子アンダー23のレースにおいて、1位でゴールしたオランダのニールス・エークホフが失格になった事件だ。レース終了後のビデオ判定の結果、チームカーの後ろで長時間にわたるドラフティングが認められて優勝が取り消されたのだ。 UCIは、これまでもテレビ放送で不正が確認された場合にそれを判断材料とすることを行ってき
元競輪選手で2019年9月に開催された全米マスターズ自転車競技選手権大会のトラック競技スプリントで2連覇した、案浦攻(あんのうら・こう)さん(52歳)の参戦記の後編をお届けします。競輪引退後に渡米、今ではヒューストンをベースに不動産業経営者へ転身し活躍していますが、2017年に競技復帰した時は日本の競輪の動きが通用せず苦悩。そこから全米タイトルを勝ち取るまでを自ら振り返ってもらいました。 ←<1>全米マスターズ優勝、元競輪選手の案浦攻さんが語る、アメリカの自転車ライフ ◇ ◇ 初挑戦2017年マスターズで失格 2017年テキサスでのローカル大会を経験した後、初めての全米マスターズに挑みました。500mタイムトライアル(TT)では5位にひっかかり表彰台に上り、スプリントは11位。9−11位決定戦で1着でゴールするもゴール直前での押圧が審議となり降格でした。 2018年全米マス
『Cyclist』編集部員が2019年上半期に「実際に買ってよかったおススメ製品」を紹介する企画。後藤恭子が選んだのは、「フロア型ポンプ並に空気が充填できる」と噂の”携帯ポンプLANDCAST「マジックポンプ」です。「フロア型ポンプ並み」かどうかは男性目線かと思われますが、非力な女性の私でもそれほど頑張らずに5気圧まで入れることができます。男性はもちろん、女性にはとくにおすすめしたい携帯ポンプです。 話題になった「例のポンプ」 「全ての携帯ポンプを過去にする」というコピーとともに昨年登場し、SNSなどで話題となった同製品。「高圧になってもポンピングが重くならない」という評価と、2390円(税込)という価格で注目を集め、製品名よりも「例のポンプ」という呼び名で広まった、“あのポンプ”です。商品に対する高評価なレビューとリーズナブルな価格に、「そんなうまい話があるかな~」と半ば半信半疑で一年前
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