2020年7月20日のブックマーク (5件)

  • トランプ現象と多文化主義 (ジョナサン・ハイトのインタビュー記事) - 道徳的動物日記

    www.vox.com 今回紹介するのは、 Vox という web サイトに掲載された、社会心理学者のジョナサン・ハイト(Jonathan Haidt 、文中では JH)へのインタビュー記事。ドナルド・トランプが大統領に当選した一週間後に発表された記事だが、記事の内容としては、トランプ当選以前からハイトが書いてきたこととあまり変わらない*1。インタビュアーはショーン・アイリングという人(Sean Iilling 、文中ではSI)。 「多民族の民主主義にとってソーシャル・メディアが有害である理由」 by ジョナサン・ハイト SI: 私はトランプに投票した複数の友人と話をしてきましたが、多くの場合、彼らはなぜ自分がトランプに投票したかという理由を特定することができませんでした。一方では、彼らはヒラリー・クリントンが嫌いでした…まったくシンプルな理由です。しかし、トランプが全ての正しいボタンを押

    トランプ現象と多文化主義 (ジョナサン・ハイトのインタビュー記事) - 道徳的動物日記
    maeda_a
    maeda_a 2020/07/20
    "アメリカにおける多民族の民主主義について、私たちはいま何をするべきなのか?私たちは同化を試みて自分たちの共通点を強調するべきなのか、それとも、違いを讃えて多文化主義を支持するべきなのか?"
  • 速度が問題なのだ――技術と民主主義の未来

    刺激的、というよりは既視感のある対談だった。ユヴァル・ノア・ハラリとオードリー・タンの対談のことだ。対談の概要は冒頭に湯川鶴章さんがまとめてくれたもので把握できるが、僕らがかつて技術と社会思想の間で考えていたことの変奏であり、また21世紀に論じられてきた問題の最先端の知見が披露されていることがよく分かる。たとえば両者ともに、ローレンス・レッシグの『コード』を前提に話しているが、レッシグの名前はまったく出てこない。いま技術と社会の話をする上での基礎教養の水準がどの程度であるのかも、対談の見どころのひとつだ。 僕の見るところ、この対談でもっとも重要な論点となるのは、「技術は人の意思決定をコントロールするものになるのか、エンパワーするものになるのか」というものだ。ハラリは自らを、技術に対してデータを提供し、技術に「使われる」側に立ち、個人の意思決定のみならず、自己理解、そして民主的な決定までもが

    速度が問題なのだ――技術と民主主義の未来
    maeda_a
    maeda_a 2020/07/20
    "21世紀に入ってから何度も繰り返されてきた「技術(者)によるデジタル独裁」と「技術を用いた参加が実現するデジタル民主主義」という対立軸は、ややアップデートされたように感じる"
  • ユヴァル・ノア・ハラリ、オードリー・タン対談「民主主義、社会の未来」全和訳 | AI新聞 | exaBase コミュニティ(エクサベースコミュニティ)

    iStock:NicoElNino We translated RadicaxChange’s original article  “To Be or not to Be Hacked? The Future of Identity, Work and Democracy.” Into Japanese with the permission of Audrey Tang and Michael Zur of Yuval Noah Harari International Office. This is an abridged version of the whole conversation.  The whole conversation is available as a YouTube video. イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏と、最先端のコロナ対策で一躍世界の注目

    ユヴァル・ノア・ハラリ、オードリー・タン対談「民主主義、社会の未来」全和訳 | AI新聞 | exaBase コミュニティ(エクサベースコミュニティ)
  • スコット・サムナー「アイデンティティ派 vs. リベラル派」(2020年7月8日)

    [Scott Sumner, “Identitarians vs. liberals,” TheMoneyIllusion, July 8, 2020] [これよりずっといい記事を Econlog の方に書いてる.話題は貨幣経済学だ.] 多くの知識人は,政治というと「左派 vs. 右派」の切り口で考える.今日,左右よりももっと大きな分断が,アイデンティティ政治に取り憑かれている人々と,そうでない人々のあいだにある.つまり,アイデンティティ問題にとりつかれている左派イデオローグは,主流のリベラル派(進歩派と古典的リベラルの両方)よりも白人ナショナリストに近い. マット・イグレシアスが冴えたツイートでこの概念を図解してる: アイデンティティが他のなによりも重大だと考える点で,極左と極右は共通しているように,ぼくには思える.そして,その結果として,極左も極右も,「ジョージ・ワシントンとロバート・

    スコット・サムナー「アイデンティティ派 vs. リベラル派」(2020年7月8日)
    maeda_a
    maeda_a 2020/07/20
    "アイデンティティ問題にとりつかれている左派イデオローグは,主流のリベラル派(進歩派と古典的リベラルの両方)よりも白人ナショナリストに近い"
  • 「捏造」という言葉の重さについて――批判の自由か《排除》か/志田陽子 - SYNODOS

    近年、「捏造」(ないし「ねつ造」)という言葉によって研究者や文筆家を論難する発言が見られる。こうした発言を名誉毀損に問う裁判も起きている。ジャーナリスト・植村隆氏が提起した二つの裁判(2019年6月26日東京地裁判決・東京高裁で控訴審係争中、2020年2月6日札幌高裁判決、最高裁に上告手続き中)や、研究者グループが提起した「フェミ科研費裁判」(2019年2月12日提訴・係争中)などである。この問題で、「表現の自由」を確保するための解釈はどうあるべきだろうか。 以下は2月24日に行われたシンポジウム「フェミ科研費裁判から考える「表現の自由」と「学問の自由」」(於 同志社大学)での登壇報告をもとにまとめた論考です。質問は、司会者の問いかけや質疑応答でいただいた質問を参考に、筆者(志田)のほうで再構成しています。 ――近年、大学所属の研究者が「捏造」「剽窃」などの研究不正に問われる事例が増えてい

    「捏造」という言葉の重さについて――批判の自由か《排除》か/志田陽子 - SYNODOS
    maeda_a
    maeda_a 2020/07/20