11月5日、ドル/円は約1年前と比べ、依然として約2割高い水準にある。だが、ヘッジファンドなど短期筋はアベノミクスへの関心を失っている。写真は都内の株価ボード。5月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato) [東京 5日 ロイター] -ドル/円は約1年前と比べ、依然として約2割高い水準にある。だが、ヘッジファンドなど短期筋はアベノミクスへの関心を失っている。一方で、海外年金など長期投資家は日本株を大幅に買い越しており、株価が下落した場合、ヘッジの巻き戻しによる円買いが入りやすい。金融緩和状況は続いているが、ドル資産を過剰に抱える投資家からのドル売りも目立っており、円高再燃への警戒感が強まっている。