金沢三文豪の一人、泉鏡花(1873~1939年)の晩年の傑作といわれる「山海評判記」の草稿が泉鏡花記念館(金沢市)の調査で発見された。草稿には推敲(すいこう)の痕跡が随所に見られ、鏡花の幻想的な文章は緻密な計算のもとに書かれたことが分かった。同館の担当者は「鏡花が幻想的な文章をどのような手法で作り上げたのかを分析する上で、非常に貴重な資料だ」と指摘している。(池田創) 「山海評判記」は「時事新報」の夕刊に、1929年(昭和4年)の7月2日から11月26日に全125回にわたって掲載された。七尾市の和倉温泉を舞台にした幻想小説で、小説家の主人公が様々な怪異に遭遇するストーリーだ。 長らく鏡花の幻想小説の傑作とされてきた。さらに近年、民俗学者の柳田国男(1875~1962年)との親交の過程で執筆されたことが指摘され、関連書籍も出版されるなど再評価が進んでいる。 今回発見された草稿は計30枚。鏡花
金沢市片町の「餃子の王将 金沢片町店」で、裸になった来店客を撮影した写真がインターネット上に公開されていた問題で、石川県警金沢中署が公然わいせつや業務妨害などの疑いがあるとみて、関係者から任意で話を聴き始めたことが4日、捜査関係者への取材でわかった。 既に王将関係者への聴取は行ったという。 問題となった写真には、近くの飲食店で働く約10人の男性が、同店のカウンター席に裸で座ったり、王将の制服を着て調理場に立ったりする様子が写っている。 読売新聞の取材に対し、王将側は、「店員は撮影を許したが、裸になるとは想定していなかった。撮影を止めようとしたが、止められず、制服も強引に着られてしまった」と説明。片町店の閉鎖や男性らへの損害賠償請求を検討している。 一方、撮影に参加した男性は、「王将に客がいない早朝に店から連絡を受けて店に行き、当日の責任者から撮影の許可を得た。制服は借りた」と話すなど、両者
最古のいろはにほへと…という平仮名が書かれた最古の土器が再発見され、きょう(2013年6月27日)発表(写真は京都市埋蔵文化財研究所HPより)されました。 http://mainichi.jp/feature/news/20130628k0000m040052000c.html 京都市中京区の平安貴族邸跡から30年前に出土した平安末期〜鎌倉初期(12世紀末〜13世紀初め)の土器に、平仮名でいろは歌のほぼ全文が墨書されていたことが分かった。 27日発表した京都市埋蔵文化財研究所によると、三重県で平仮名のいろは歌が9文字ほど書かれた土器(11世紀末〜12世紀前半)の破片が見つかっているが、ほぼ全文が判読できるものとしては国内最古。 「いろは……」と書き始めたが、徐々に余白がなくなって最後の行は右端に戻って書いており、子供の手習いとみられる。 なんかデジャブー、と思ったら、去年の11月に「最古級
漢! 漢字の「漢」と書いて、「おとこ」とルビをふっているのを、目にしたことがあるだろう。 最近では、なぜか、食べ物の男らしさ(大盛りやこってり味)、奇抜なさま(なぜか豊橋駅の一日駅長をお菓子のブラックサンダーを務めたこと)、男臭いアイテム(ふんどしなど)、その守備範囲がどんどん広がって、そもそもの指す意味が曖昧になってきているほどだ。 現在では、単に男らしいのではなく、過剰に雄々しいさまや、潔さを指して昨今では使われることが多いが、「漢」とは、意味は「男の中の男」とでも言おうか。豪快で、広い器を持つ、真のヒーロー……そんな人物を「漢」と書いて「おとこ」と呼ぶ。 だが、ここでふと思う。なんで、「漢」は「おとこ」って読むようになったのか? ルーツは一体どこにあるのだろうか。 少し時代を遡ってみると、「漢」を描いた物語は黒澤明『椿三十郎』や勝新太郎『座頭市』、吉川英治『宮本武蔵』などを筆頭に、
名刺・名刺作成・名刺印刷・名刺デザイン デザイン名刺の名刺通販ショップ ここでは、弊社デザイナーがデザインした「名刺」・「ショップカード」・「ウエディングカード」のデザインについて、ご購入者・ご観覧者様に、ご感想を頂いきご紹介していきます。 【選べる名刺裏面デザイン】 塗り物のような艶やかさ…伝統香る蒔絵スタイルです <デザイナーからのコメント> ブラックグラデの背景に、 イエローで繊細な模様を描き、蒔絵風に仕上げました。 波や市松といった伝統柄をふんだんに使用し、美しく。 一枝だけの撫子があでやかです。 閲覧者 小太郎様から頂いたコメントをご紹介! 背景に金色を基調にした絵巻物が描かれた 塗の重箱のようなデザインが表現されているように見えます。 この名刺を見た顧客はこの企業は和へのこだわりと匠の技、 そして、塗と言えば、石川県金沢の伝統文化を 思い浮かべると思います。 雅な金沢の伝統工芸
美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 神奈川歴史博物館で「江戸時代 かながわの旅 道中記の世界」の前後期をともども楽しんできた。 楽しんだのならはやく書けばいいものを、なぜかやることが遅い。反省。 入り口入ってすぐの空間はいつもなにかしら面白い展示空間になっているが、今回は大山寺の不動明王と二童子の複製の像を中心に、神奈川各地の名所旧跡の1コマがモザイク状に壁面を彩る。こういうものが楽しさを招く。 春先に貨幣博物館で「おかね道中記」奈良時代から江戸時代までの旅費にかかわる展覧会を見、(感想はこちら) 次に静嘉堂で「旅の文学 紀行文にみる旅のさまざま」を見て、江戸の旅人を想った。 (感想はこちら) もともと小さい頃から一九の「膝栗毛」(福田清人の抄訳)を愛読し、広重の五十三次を眺めて育ったので、江
AKB48やももいろクローバーZなど全国的にアイドルグループが活躍する中、県内でもアイドル熱が高まっている。将来のアイドルを養成するスクールの利用者が増えているほか、県内にも「ご当地アイドル」が昨冬と今春にそれぞれデビューし、人気を集めている。県内のアイドル人気の現状に迫った。(鷹尾洋樹) モデルなどを養成するスクールを運営するアドバンス社(金沢市寺地)は「スクールの登録者は200人近くおり、そのうち1割ほどがアイドル志望。10年前はアイドル志望は皆無でした」とアイドル人気の高まりを説明する。 小学4年の長女(9)を通わせる金沢市内の30歳代の女性は「レッスン代と衣装代で月に6万円以上かかることもある。でも、子どものやりたいことを応援するのが一番」と話す。 志望者が増えた背景について、同社は「AKB48などのアイドルグループのメディア露出の影響がある。保護者がアイドルにさせたいというよりは
トップ > 北陸中日新聞から > 北陸けいざい > 北陸経済ニュース > 記事 【北陸経済ニュース】 JR西の準備室始動 金沢支社「地域に根ざした運営」 Tweet mixiチェック 2013年6月4日 北陸新幹線開業準備室の看板を掛ける三浦支社長(手前右)と東室長(同左)=金沢市で JR西日本金沢支社は三日、金沢市のJR金沢駅西口近くのYSビルに「北陸新幹線開業準備室」を開設した。開業まで二年を切り、安全運行に向けた準備を本格化。東敏明室長(副支社長兼務)は「地元密着で地域に根ざした安全な運営体制を構築したい」と抱負を語った。 三浦勝義支社長と東室長が入り口に看板を設置。安全を祈願し、三浦支社長が「安全な新幹線の運営を」と訓示した。東室長は「山陽新幹線では運行実績があるが、北陸では初めての開業。綿密に調査し、しっかりした人材育成の計画を立てたい」とも述べた。 準備室は五十九人で業務を開
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