人生がときめく「片づけ」の再考 読書をしたり、思索をしたり、ダイエットや自己の再生産コストの削減等々の要素を冷静に考えると家に引き篭っていた方が有利という認識があるのだけど、そのような生活に舵を取るとなれば家中の居心地を良くすることの効用が上がっていく。 居心地の良さを考えていくと「書斎」の構築がひとつのゴールであるとも思うのだが、その前に「片づけ」をするべきだとも思える。自分の部屋はぱっと見では散らかっているというほどではないが、箱の中に色々な物が入れぱなしになっていたり、二度と着ないような服が衣装ケースに眠っていたりしていて淀んでいる感覚がある。本についても一生かけても読み切れないという諦観しつつも手放せていない。 「片づけ」とは部屋の中に「偏り」を発生させて複雑性を縮減するための作業である。その意味における「偏り」まではかなり出来ているので、何かが必要になった時に「この辺を探せばよい