JDパワーによる2020年の自動車初期品質調査でフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「ダッジ」が首位に輝いた。米国勢がトップに立つのは同調査の34年の歴史で初めて。 所有開始から90日間に報告された問題の件数の少なさを基にブランドとモデルをランク付けする調査で、ダッジは韓国の起亜自動車の「キア」と共に1位だった。3位にはゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー」とFCAの「ラム」が同スコアで入った。 今回の調査は数十年にわたって日本勢の後塵(こうじん)を拝してきた米大手自動車メーカーにとって転換点となる。ただ米国勢全体が良い結果だったわけではなく、フォード・モーターのブランドは業界平均より悪かった。初めて部分的な結果が示されたテスラも、同社がJDパワーに顧客調査を認めていれば最下位だった可能性が示唆された。 Detroit for the Win Fiat Chrysle
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