イギリスのボリス・ジョンソン首相の父親、スタンリー・ジョンソン氏が20日、フランス国籍になると発表した。ベルギーのニュースサイト「BFMTV」に対し、イギリスの欧州連合(EU)離脱後もEUとの「つながり」を維持したいと語った。 フランス人の母親を持つスタンリー氏は、フランス市民権の獲得は「とても大切なこと」で、「自分のアイデンティティーの一部を主張」させてくれると話した。
英ロンドン中心部のロイヤル・フェスティバル・ホールで開催されている英国民投票パーティーで、開票速報の結果に気を落とす「残留」派の人々(2016年6月24日撮影)。(c)AFP/GEOFF CADDICK〔AFPBB News〕 英国の国民はEU離脱を選んだ。EU諸国の中で特に衝撃を受けているのがフランスだ。今後、英国とフランスの関係は厳しく緊張感のあるものになっていくかもしれない。 「EUから離脱しても拠出金を払え」とフランス 「6月28日のEU首脳会議では、英国に対して強硬な態度で臨む。フランスは絶対に妥協しないだろう。首脳会議では、英国が離脱しようが残留しようが、オランド大統領はこの点を強く主張する」 英国の国民投票の直前に、フランスのマクロン仏経済・産業・デジタル相は仏主要紙「ルモンド」(6月18日付け)との会見で、英国がEUから離脱しようが残留しようが英仏関係は厳しくなるとの見方を
5月15日、英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)を支持しているボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、インタビューで、EUは超大国の形成を模索しており、ヒトラーやナポレオンと同じ末路をたどる運命にあると述べた。12日撮影(2016年 ロイター/Darren Staples) [ロンドン 15日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)を支持しているボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、英紙サンデー・テレグラフとのインタビューで、EUは超大国の形成を模索しており、ヒトラーやナポレオンと同じ末路をたどる運命にあると述べた。 同氏は、EUには民主主義や求心力のある権威が存在せず、試みは失敗するだろうと指摘。「ナポレオン、ヒトラーなど多くの人がこの方法を試み、悲劇に終わっている。EUは別の手段による試みだが、欧州という概念に対する潜在的な忠誠心がないことが永遠の課題と
「俺、UKIP支持に回るかも」 と隣家の息子が漏らしていたというのは数カ月前に書いた話だ。 リベラルでお洒落なゲイ街にはレインボウ・フラッグがはためいているが、貧民街の家々には聖ジョージの旗が掲げてあり、それはまるで、もはや「自分はイングリッシュである」ということしか誇るものがなくなった白屑(ホワイト・トラッシュ)の最後の砦のようだ。と書いたのは一昨年の話だ。 つまり、ずっと前から予感はあった。 5月23日のEU議会選(地方選とセットで行われた地域もある。ブライトンはEU議会選オンリーだった)が近づくと、それは一気に明らかになった。貧民街の家々の窓に右翼政党「UKIP」支持のステッカーが貼られ始めたのだ。だいたい貧民街では選挙前に政党のステッカー貼ってる人なんていなかった。ミドルクラスなエリアに行くと緑の党や労働党のステッカーが貼られていて、玄関先にフラワーバスケットが下がっているようなお
(英エコノミスト誌 2014年2月22日号) スコットランドの独立を巡る住民投票は欧州の政治にどのような影響を与えるのか。 2012年10月、英スコットランド・エディンバラのスコットランド行政府庁舎で、スコットランド独立の是非を問う住民投票の実施を決めた合意文書の署名後に握手するアレックス・サモンド首相(左)とデビッド・キャメロン英首相〔AFPBB News〕 英国のデビッド・キャメロン首相は、欧州連合(EU)加盟条件を巡るEUとの再交渉を要求したが、それで味方についた国はほとんどなかった。だが、キャメロン首相を称賛している場所が1つだけある。スペインのカタルーニャ自治州だ。 といっても、キャメロン首相がEU加盟継続の是非を問う国民投票を実施しようとしているからではない。スコットランドが英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)からの独立の是非を問う住民投票を今年9月に実施すること
第2次世界大戦中にイギリスを率い、今なお国民の間で根強い人気を集めるチャーチル元首相が、3年後に発行される新しい5ポンド紙幣の肖像に採用されることになりました。 イギリスの中央銀行に当たるイングランド銀行は26日、2016年に発行される新しい5ポンド紙幣の裏面の肖像に、チャーチル元首相を採用すると発表しました。 チャーチル元首相は第2次世界大戦の戦中から戦後にかけて2度、イギリスの首相を務め、強いリーダーシップでナチス・ドイツとの戦争を勝利に導いたとして、死後50年近くがたった今も国民の間で根強い人気を誇っています。 また、作家として活躍したことでも知られ、公開された新紙幣のデザイン案には、肖像だけでなく1953年に受賞したノーベル文学賞のメダルも描かれています。 イギリスの紙幣には進化論で知られるダーウィンや、経済学者のアダム・スミスらの肖像が使われていますが、政治家が採用されるのは珍し
(2012年10月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 筆者が数年前にスコットランドを訪れた際、グラスゴーは「緯度がスモレンスクと同じ、態度はバルセロナと同じ」と謳ったポスターに迎えられた。スコットランド人がカタルーニャ人に仲間意識と憧れを抱いていることを如実に示す光景だ。 スペイン・カタルーニャ州の州都バルセロナには、グラスゴーの人々がうらやむものがたくさんある。彼の地は季候がよく、食べ物も美味しく、サッカーも強い。 実際、カタルーニャに対する敬意の強さは相当なもので、スコットランドは新しい議事堂の設計をバルセロナ出身の著名な建築家、エンリック・ミラージェス氏に依頼したほどだ。 住民投票を認めた英国政府と法を盾に断固拒むスペイン政府 10月15日、スコットランド独立の是非を問う住民投票の実施を決めた合意文書の署名後に握手するアレックス・サモンド首相(左)とデビッド・キャメロン英首相〔
ロンドンその他都市のあの「愚者の祭り」から1週間が過ぎて、あの月曜日の事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。 あの日起こったことは何だったのかこれについては、無軌道な若者の暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。 http://togetter.com/li/172491 警察が、最初の暴動の抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドンで逮捕された
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