【8月16日 AFP】ココ・シャネル(Coco Chanel)は、ナチス(Nazis)のスパイだった――。米国で16日に発売の書籍「Sleeping with the Enemy: Coco Chanel's Secret War(敵と寝る:ココ・シャネルの秘密の戦争)」で、シャネルが第二次世界大戦中、ドイツの占領下に置かれたフランスで、ナチスのスパイ活動を行っていたことが記されている。 著者ハル・ボーガン(Hal Vaughan)氏は同著で、シャネルが二重生活を送り、ナチスのスパイだったハンス・ギュンター・フォン・ディンクレイジ(Hans Gunther von Dincklage)男爵と愛人関係にあったという長年にわたる証拠を積み上げている。 「この本は、ココ・シャネルがドイツ情報機関のスパイとなった事情、数多くの任務に就いた理由と経緯、戦後フランスでの逮捕を逃れたいきさつをまとめてい