挙式直前に指輪を家に置き忘れたことに気がつくというのは、結婚を控えたカップルの悪夢ともいえるが、この悪夢が現実のものになった時、たまたま駿足の持ち主であった担当牧師が走って指輪を取りに行き、花嫁の到着前に教会に戻って無事に式を執り行い、このカップルは招待客の前で大恥をかくという窮地から救われたことが伝えられた。 コーンウォールのニューキーにある聖コロンバ・マイナー教会で、花婿クリス・スミスさんと花嫁ルーシー・リッドさんの式が執り行われようとしていた矢先、ベストマン(結婚指輪を預かる花婿のサポート役)の妻ポーラさんは、夫が忘れるからとして自分が預かった大切な結婚指輪を、花嫁の母親宅に置き忘れたことに気がついたという。 挙式を10分後に控え、慌てふためく花婿一同の様子に気づいたのは、同教会のクリス・マクイレン=ライト牧師(35)。事情を知った牧師は花婿らに「大丈夫。私に任せなさい」とだ