2日、香港メディアはこのほど、引退した卓球中国代表の陳佑銘さんが先月、香港を旅行中に悪質ガイドと言い争いになり、怒りのあまり心臓発作を起こして死亡したと報じた。写真は香港の繁華街・銅鑼湾。 2010年6月、香港メディアは、引退した卓球中国代表の陳佑銘(チェン・ヨウミン)さんが先月、香港を旅行中に悪質ガイドと言い争いになり、怒りのあまり心臓発作を起こして死亡したと報じた。2日、中国新聞網が伝えた。 陳さんは今年65歳。1960年代に中国の卓球エリート養成のために選抜された「卓球108将」に選ばれ、代表選手として活躍した。5月21日、陳さんは妻と一緒に3泊4日の香港ツアーに参加した。香港を旅行するのが長年の夢だったという。 【その他の写真】 ところが長年の夢だった旅行が「死の旅行」となってしまった。発端は陳さんらツアー客一行が宝石店へと連れ込まれ、買い物を強要されたこと。興味がなかった陳