インチョンアジア大会の男子マラソンには、タレントの猫ひろし選手がカンボジア代表として出場し、完走した14人の最下位ながら2時間34分16秒のタイムで完走しました。 37歳の猫選手は、オリンピック出場を目指して3年前にカンボジア国籍を取得しましたが、取得後の期間が短かったため、おととしのロンドンオリンピック出場は認められませんでした。 そして、去年ミャンマーで開かれた国際大会でカンボジア選手のトップになり、アジア大会の代表に選ばれました。 3日のレースで、猫選手はコース終盤の競技場のトラックに最後のランナーとして姿を見せ、観客から大きな拍手で迎えられました。 そして、猫選手は繰り返しガッツポーズを見せながらトップから21分38秒遅れの2時間34分16秒のタイムでフィニッシュし、最下位の14位で完走しました。 レースのあと、猫選手は「タイムは出なかったけど、みんなに応援してもらってうれしかった