ゴールデンウイーク明けの特例法案の国会提出を前に、天皇陛下の「生前退位」が急に現実味を帯び始めた。退位の時期は2018年12月下旬が濃厚。つまり、来年いっぱいで「平成の世」が終わるということだ。事務方の調整も急ピッチで進められている。 では、退位された両陛下の生活はどう変化するのだろうか。陛下の学習院時代のご学友でジャーナリストの橋本明氏はこう説明する。 「お時間ができたら、陛下はハゼの研究に没頭されることでしょう。最近はお会いする度に魚の話題になりますが、それだけ陛下の“研究者の血”が騒いでいるということです。さらに、人が集まったときには百人一首大会が開かれますが、陛下はずば抜けてお強い(笑い)。そういった興味の対象や、ご趣味に当てられる時間が増えるのではないでしょうか」 意外なご趣味が顔を覗かせるかもしれない。 「陛下は大学時代に麻雀を覚えられ、友人や侍従たちを相手に楽しまれることがあ